岩波モダンクラシックス<br> リーガリズム―法と道徳・政治

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岩波モダンクラシックス
リーガリズム―法と道徳・政治

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  • サイズ B6判/ページ数 353,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000265485
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C0331

出版社内容情報

抽象的な法の概念をその社会的背景から切り離して妥当範囲を過大視する,法理論家に共通する欠点(リーガリズム)を再検討する.法的思考・法的機構を考察し,法理論と道徳・政治理論との対話を回復する試み.

内容説明

抽象的な法の概念をその社会的背景から切り離して妥当範囲を過大視する、法理論家に共通の欠点であるリーガリズム。本書は、この欠点の再検討をめざして、現代社会における法的思考・法的機構の特質や機能、限界、存立基盤などを分析し、法理論と道徳・政治理論との対話の回復を試みる。

目次

序論 法とイデオロギー
第1部 法と道徳(定義とイデオロギー;区別の基準となる諸特徴―罪悪・不道徳・犯罪;自然法と法イデオロギー;合意のイデオロギー)
第2部 法と政治(正義―リーガリズムの政策;法と国際政治;政治裁判―いかなる政治か?政治的判決の精神―ニュルンベルク裁判 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

関 峻之介

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法がそれ自体保守的な理想と制度であるから、リーガリズムは、公然と、本質的に、全く明確に保守的な見方である。 (p.16)2014/11/03

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