出版社内容情報
教科や時間割という制度の変革やオープンスクールといった学校構造の改革ではなくても,授業の活動内容や学習環境を変えてみることによって子どもたちと学習対象の出会いは大きく変わる.国内外の豊富な実践例に根ざした力作.
内容説明
教育改革が叫ばれ「学びの共同体づくり」「学校をひらく」といった言葉が盛んに言われるようになった。しかし、教科や時間割という制度の変革やオープンスクールといった学校構造の改革ではなくても、授業の活動内容や学習環境を変えてみることによって子どもたちと学習対象の出会いは大きく変わる。いま教師はなにを求められているのか?国内外の豊富な実践例に根ざした力作。
目次
1 学校知を考える(学習をめぐる三つの信念への問い;「もう一つの知」の模索)
2 学校独自の学び(デザインにもとづく活動;互恵的な協働学習;教室文化を生み出すコミュニケーションと道具;境界を越える学び)
3 これからの学校への展望(育みあう母校づくり)