落語の空間

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000263009
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0376

出版社内容情報

さまざまなメディアの発達につれ,落語は変わったのか-.多彩な論者が,落語とメディアの関係を解き明かす,初の試み.座談=京須偕充・篠山紀信・横澤彪・山本進.立川志の輔インタビュー,席亭座談会,収録.

内容説明

いま、落語はどこにあるのか。多様なメディアが発達した現代、落語はどのように聴かれているのか。メディアにのることで、噺は変わったのだろうか…。落語を聴く空間について考える、初めての試み。読めば落語がもっと楽しくなる、落語好きのためのシリーズ、第三冊。

目次

座談会 落語はどこにあるのか
メディアから落語を照らす(落語のメディア空間;速記と落語;レコードに吹き込まれた落語;放送と落語―上方落語を中心に;上方寄席事情;地域寄席;落語評論を書くこと;資料復刻 滝野寿吉「落語の席をあけるまで」)
インタビュー 立川志の輔
対談 落語論の可能性
座談会 寄席の現在、そして未来

著者等紹介

延広真治[ノブヒロシンジ]
1939年生。近世文学。帝京大学教授、東京大学名誉教授

山本進[ヤマモトススム]
1931年生。芸能史研究

川添裕[カワゾエユウ]
1956年生。日本文化史、メディア研究。皇学館大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

21
岡田則夫先生によると、落語の文字の記録が速記本ならば、レコードは音声の記録という(81頁)。今やレコードは一部の人しか利用していない時代だが、落語はこれからどうなるだろうか?落語レコードは新譜が発売された 時代もあったという(90頁)。自宅でラジオやテレビから録音する家庭用録音機が普及するのは1965年頃。今はICレコーダーがあって至極便利。 録音に値する質が問われる厳しい時代なのかもしれない。伊藤明氏による地域寄席(137頁~)。非営利。落語中心。座布団1枚、噺家、世話人の三者で成立。集客が問題となる。2014/11/02

MATSU231

1
「落語の世界」シリーズも一通り読み終えた。2010/02/13

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