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柳田国男を歩く―遠野物語にいたる道

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000253536
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

貧しい生い立ちから,やがて文学に目覚め,田山花袋や島崎藤村,国木田独歩らと親しく交流した文学青年・詩人としての姿を丁寧に活写し,〈民俗学〉以前の巨星の原風景をたどる.断ち切られたはずの「故郷」には何があったのか.

内容説明

「私の家は日本一小さい家だ…じつは、この家の小ささ、という運命から私の民俗学への志も源を発したといってもよいのである…」(『故郷七十年』)と晩年に語らしめた「故郷」には何があったのか。貧しい生い立ちから、やがて文学に目覚め、田山花袋や島崎藤村、国木田独歩らと親しく交流した若き詩人としての姿を丁寧に描出。詩と訣別後、「孤高の農政学者」の懊悩を経て、「峠」へ、そして遠野物語へとたどりつくまで。日本民俗学の父で、日本思想史上に大きな足跡を残した柳田国男。その「民俗学」以前の原風景をたどる。

目次

日本一小さい家
「国男少年」考
第二の故郷
青春
うたの別れ…
孤高の農政学
遠野ヘの道のり

著者等紹介

井出孫六[イデマゴロク]
1931年、長野県に生まれる。東京大学文学部仏文学科卒業。中央公論社を経て、75年、「アトラス伝説」で第72回直木賞受賞。著書に『終わりなき旅』(大仏次郎賞受賞)など
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