日本発イット革命―アジアに広がるジャパン・クール

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000242332
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0036

内容説明

拡大する日本発ポップカルチャーの実態に迫る。いま日本のゲームやアニメ、Jポップなど日本発のポップカルチャー(ジャパン・クール)がソウル、台北、上海、香港などで爆発的に拡大し、世界で高い評価を受けている。この拡大を支えているのは、多元的なコンテンツ(イット)に関心をもつ若者たちだ。豊富な調査から彼らの実態を浮き彫りにする。

目次

1章 イット革命が始まる(竹中さん、IT革命って何だったのですか;ITバブル崩壊の原因 ほか)
2章 イット革命が広がる―東アジアでの日本発ポップカルチャー(「ジャパン・クール」伝播の実態は?;台北の「哈日族」 ほか)
3章 イット革命が創られる(「イット革命」以前;エキゾティシズムの評価を越えて ほか)
4章 イット革命のゆくえ(国家戦略としてのイット革命―韓国と中国;就業可能人口と産業化の可能性 ほか)

著者等紹介

奥野卓司[オクノタクジ]
1950年(昭和25年)京都市生まれ。関西学院大学社会学部・大学院社会学研究科教授。学術博士。専攻は、情報人類学、メディア産業論。京都工芸繊維大学大学院修了。学生時代から、(社)日本脚本家協会会員として、『北山修の若い広場』『YOU』(NHK大阪)、『11PM』(YTV)、『ヤングタウン』『ヤングおもしろ倶楽部』(MBS)、『朝の動物園』(KBS京都)などの放送作家、また偕成社、ユニコン出版、学研などの「科学マンガシリーズ」の原作者として活躍。その後、京都芸術短大(現・京都造形芸術大学)芸術文化研究所助教授、米国イリノイ大学人類学部客員準教授、甲南大学文学部教授などを経て、現職。ヒトと動物の関係学会副会長、関西社会学会庶務理事、文科省21世紀COE関学大学院社会学研究科研究事業推進者などの他、(株)システムディ監査役などのベンチャー企業の役員、愛地球博(愛知万博)「世界宗教者平和会議」出展顧問なども務めている
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