キッシンジャー回想録 中国〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 p300/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000238755
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0031

出版社内容情報

1972年,米中和解の衝撃によって世界は変わった――その立役者であるキッシンジャー.中国を誰よりも知り尽くした彼が,毛沢東から周恩来,鄧小平など中国首脳らとの長年の外交交渉経験をもとに,アヘン戦争以降の歴史から文化まで,中国の全てを論じ切った決定的「中国論」.


■ 下巻目次

第10章 擬似同盟関係――毛沢東との会話
「横線」――ソ連封じ込めに対する中国の対応/ウォーターゲート事件の衝撃

第11章 毛沢東時代の終焉
後継問題の危機/周恩来の失墜/毛との最後の会談――ツバメと嵐の来襲

第12章 不死身の小平
小平の最初の復権/指導者たちの死――華国鋒/小平の昇進――「改革開放」

第13章 「虎の尾を踏む」――第三次ベトナム戦争
ベトナム――超大国とのせめぎ合い/小平の外交政策――米国との対話,そして正常化/小平の歴訪/小平の訪米と同盟の新たな定義/第三次ベトナム戦争

第14章 レーガンの登場と正常な関係の到来
台湾への武器売却と第三のコミュニケ/中国と超大国――新たな均衡/小平の改革プログラム

第15章 天安門
米国のジレンマ/方励之をめぐる論争/一二文字と二四文字の遺訓

第16章 どのような改革か――小平の南方視察

第17章 新たな和解へのジェットコースター――江沢民時代
ソ連の崩壊と中国/クリントン政権と中国政策/三回目の台湾海峡危機/中国の興隆と江沢民の考え

第18章 新世紀
見方の相違/戦略的なチャンスをどう定めるか/国家の前途に関する議論――勝利至上主義者の視点/戴秉国――平和的発展の再確認

終 章 歴史は繰り返すか――クロウの覚書
太平洋共同体に向けて

解説 米中関係を構築し続ける男――「密使」から「守護者」への軌跡   松尾文夫
訳者あとがき   塚越敏彦
原 注
索 引

内容説明

下巻では、中越戦争、台湾問題、天安門事件、ひいては中国のWTO加盟まで、様々に時代が変化する中での、指導者たちの素顔や外交の変容に迫る。著者の手によって開かれた協力関係の道は、その後どのような道をたどるのか。中国の大国化は世界の脅威となるのか。四〇年間にわたる米中関係の最も間近な目撃者であり、今もなお政局との緊密な接触を保ち大きな影響力をもつ著者による、刺激的な中国論。

目次

第10章 擬似同盟関係―毛沢東との会話
第11章 毛沢東時代の終焉
第12章 不死身の〓(とう)小平
第13章 「虎の尾を踏む」―第三次ベトナム戦争
第14章 レーガンの登場と正常な関係の到来
第15章 天安門
第16章 どのような改革か―〓(とう)小平の南方視察
第17章 新たな和解へのジェットコースター―江沢民時代
第18章 新世紀
終章 歴史は繰り返すか―クロウの覚書

著者等紹介

キッシンジャー,ヘンリー・A.[キッシンジャー,ヘンリーA.] [Kissinger,Henry A.]
1923年ドイツ生まれ。ハーバード大学教授を経て米政権入りし、1973年から77年まで第56代国務長官を務める。1973年にノーベル平和賞を受賞

塚越敏彦[ツカゴシトシヒコ]
1947年生まれ。共同通信社上海支局長、北京支局長、編集局次長を経て社団アジア地区総代表、KK国際情報センター長

松下文男[マツシタフミオ]
1947年生まれ。共同通信社ニューデリー支局長、ワシントン支局員、ロンドン支局員、国際局、システム局を経てKK共同ジャパン・ビジネス・センター編集長

横山司[ヨコヤマツカサ]
1949年生まれ。共同通信社ナイロビ支局長、ロンドン支局員、香港支局長、外信部長、編集委員を経て退社後、翻訳家

岩瀬彰[イワセアキラ]
1955年生まれ。共同通信社本社経済部、香港支局、KK共同情報編集部長、中国総局次長、編集局ニュースセンター副センター長、熊本支局長を経て社団アジア室編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

33
上巻も読んでいる。上下巻で2ヶ月。キッシンジャーが中国の政治家でもっとも尊敬しているのは周恩来。私と周恩来の関係は明治大学駿河台校舎近くの中華料理店。ここに周恩来は何度も足を運んだとか。私も2~3回行きました。今年は中国語3級に受かること。落ちても圭君のように悪口は叩かれないでしょう。Let's get back to the subject.とにかく、キッシンジャーの本は重厚なんだよね。でも、人物描写がトーマス・マンのようにうまいんだな、毛沢東、鄧小平、まるで、私も彼らの側近のような書き方するもんで。 2022/02/24

大森黃馨

9
意外なのは天安門事件に関する事 世間一般には一大否定なのだが同書にてはそれ以上の物が記されている 全体的にどう受け止めて良いのか分からない物安易に結論をしかも条件反射的に出すべきではないのかもしれない今は宙ぶらりんな感覚で苦しくともいつか何らかの切っ掛けで得るものの為に苦痛に耐える これこそが教養であり教養とはそのような重いものなのかもしれない2023/12/18

冬薔薇

2
著者によると毛沢東と江沢民が好印象に書かれていて、イメージと違う。戦後、米中の外交交流を読むと、国内政治がいかに割れて揉めようとも対外的には一枚岩とならなければあしもとをすくわれる と。上下二段の細かい字は読みづらいが、解説で日米中関係がより鮮明となった。今BSで「三国志」を楽しんでいるが中国物はパワーがあって面白い。公的私的に関わらす外交文書を破棄してはいけない。2012/08/08

ひろし

1
下巻は毛沢東の時代から周恩来の失脚、鄧小平、江沢民の時代へとキッシンジャー自身の関わりも交えて進んでいくが、生々しい外交のやりとりが書かれていて圧倒される。 米中の関係に対する自分の理解が足りないことを痛感した。また、日中関係、日米関係についても同様に認識を改めなければならないと感じた。 ちょうど今、世の中は政治の季節だが、国内の一部のマスコミやネット上などの安っぽい議論や、おなじみの嫌中論などに耳を貸している余裕は無いと思い知らされる。2015/09/23

かんたろう

1
毛沢東、周恩来、華国鋒、鄧小平、江沢民など名前しか知らない中国の指導者がたくさん出てくるが、それぞれの性格や政治路線の違いなどが筆者ならではのエピソードなどを交えてわかりやすく説明されている。中国の現代史を面白く学ぶのには良い本かもしれない。この本はアメリカにおいて中国の「ひるがえって現在の日中米の関係を考えるのにも役立つ本。個人的には毛沢東の文化大革命の時に中国になにがあったのかをもっと知りたくなった。2014/10/07

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