出版社内容情報
モノはなくても貧しくない、冷蔵庫がなくても食品を腐らせない、少しのおかずで太らない──日本の台所が激変した70年前、シンプルな豊かさが卓袱台に並んでいた時代があった。実践派食文化研究家が、飽食ニッポンへの悔恨の果てにたどりついたモダン食生活の失われたユートピア。大量の資料を駆使してここに復元!
内容説明
食材はとことん食べつくす!モノがなければ工夫で勝負!日本の台所が激変した70年前、卓袱台の上にはシンプルな豊かさが並んでいた。実践派食文化研究家・魚柄仁之助が、飽食ニッポンへの悔恨の果てにたどりついた、近代日本食の失われたユートピア。食料クライシスを生き抜く知恵と技術の宝庫があった。
目次
1章 自給率が80%以上だった時代
2章 昭和の「お買いもの」マニュアル
3章 料理革命は台所道具から
4章 検証!卓袱台のヒミツ
5章 冷蔵庫いらずの保存の知恵
6章 和洋折衷、なんでも手作り
7章 浪漫あふれる、麗しのメニュー
8章 母の「愛」はとどまるところをしらず
終章 昭和モダンから現代へ
著者等紹介
魚柄仁之助[ウオツカジンノスケ]
食文化研究家。1956年福岡生まれ。実家は大正時代から続く古典料理屋。古道具屋などを経て、1994年『うおつか流台所リストラ術』(農文協)で衝撃的にデビュー。以降、加工度の低い素材を活かした、安上がりで安全な食生活を提言し続ける。二十数年間にわたって収集した戦前から戦後にかけての食文化に関する膨大な資料をもとに、日本人の食文化の変遷を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
磁石
和草(にこぐさ)
seichan
pugyu