候補者ジェレミー・コービン―「反貧困」から首相への道

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候補者ジェレミー・コービン―「反貧困」から首相への道

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  • サイズ B6判/ページ数 424p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229630
  • NDC分類 315.33
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「泡沫党首候補」から「首相候補者」へ――。ブレグジット、反緊縮に揺れる英国の新しい参加型政治運動。SNSを駆使した若者の行動は、市民運動や旧来の労組をも巻き込んだ「コービン運動」に拡大した。政党政治の未来がここにある。

内容説明

「個人の野心などまったくどうでもいい。これは、私たちの社会を、冷酷で分断されたものではなく、よいものに変えられる私たちみなの社会運動だ。前に進む道をみな知っている」32年にわたる万年ヒラ議員から、まさかの労働党党首へ。ジェレミー・コービンを押し上げたのは、反緊縮のうねりのなか生まれた、SNSを駆使する新しい市民参加型政治運動だった。この「コービン運動」は、旧来の労組をも巻き込み、ニューレイバーの失墜でどん底状態にあった労働党に奇跡を起こす。そしていま、EU離脱を巡る混乱に翻弄され、英国の政党政治は大きく変わろうとしている。気鋭のライターが綿密な取材に基づき活写した、とびきりエッジーなルポルタージュ。

目次

二〇一七年六月七日
不承不承の党首誕生(二〇一五年九月一二日)
絶体絶命の窮地―ミリバンド労働党の総選挙敗北(二〇一五年五月七日)
絶望からどこへ?―「求む、反緊縮候補」(二〇一五年五月)
投票用紙に名前を載せる(二〇一五年六月三~一五日)
チーム・コービン(二〇一五年六月~八月)
わが家を探していた一つの運動―反緊縮財政(二〇一五年夏~秋)
労組の持つ力(二〇一五年夏)
採決のベル―社会福祉法案(二〇一五年七月二〇日)
メディアのパニック(二〇一五年七月二一日)
傲れるものは久しからず―ブレア派の運命(二〇一五年夏)
コービン・ブーム(二〇一五年夏)
帝国の逆襲(二〇一五年八月)
勝利と試練(二〇一五年九月一二日)
夏のクーデター(二〇一六年六月二七日)
解散総選挙(二〇一七年四月一八日~六月七日)

著者等紹介

ナンズ,アレックス[ナンズ,アレックス] [Nunns,Alex]
ライター、編集者、活動家、ミュージシャン。政治記者として『レッド・ペッパー』『ル・モンド・ディプロマティーク』などに寄稿。2011年の1月25日革命(エジプト革命)参加者が現場の逐一を伝えたツイートを編集、ツイートによる市民ジャーナリズムを現代史の中に位置づけた最初の書籍となった。「ツイッターに何ができるんだと期待もせずに読み始めたら、現場の若者の声が立ち上がり、深く心を動かされた」(ロバート・フィスク)等の賞讃を受け、同書をもとにアルジャジーラが同名ドキュメンタリーを制作。2018年秋、ジェレミー・コービン労働党党首のスピーチライターに就任。公立校出身、ケンブリッジ大学ロビンソンカレッジ歴史科卒

藤澤みどり[フジサワミドリ]
ジャーナリスト、翻訳家、校閲者。Translators United for Peace(TUP:平和を目指す翻訳者たち)メンバー。ロンドン在住

荒井雅子[アライマサコ]
翻訳家。TUPメンバー

坂野正明[サカノマサアキ]
翻訳家。TUPメンバー、2008年より同会代表。主にオンライン上での英語⇔日本語の翻訳、文章校正(英文、和文)、既存の翻訳文のチェックのサービスを提供するワイズ・バベル社を主宰。スコットランド在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプリント

8
EU離脱を巡って混乱する英国。 政権を失って久しい労働党を率いるジェレミーコービンが いかに党首となり党内の反対勢力を押さえてきたかが書かれています。 労働党内でも左翼と言われるジェレミー・コービンが首相となる日が来るのでしょうか。2019/06/17

Mana

5
ブレイディみかこさんご贔屓のジェレミー・コービン。労働党党首選を中心に解説し、後半は党首就任後の再選挙、そしてこの間の解散総選挙の大躍進。イギリス政治に詳しくないので、労働党内部での派閥争いとか色々面白かった。公平に描くというよりはコービン支持の姿勢が鮮明だけど、ここまで詳しい話しは初めて読めたので満足度は高い。2019/09/03

ユウタ

4
コービンファンなので読んでみましたが、本の内容は彼の評伝ではありませんでした。コービンが勝つことになった党首選やその後の展開、労働党内部の政治についてがテーマでしょうか。とは言え、そんな時コービンはこう言った、どうふるまったというエピソードが沢山出てくるので、彼の人となりは充分伝わってきます。大好きです。2019/10/14

Sym

2
さらっと読んでみた。2019/08/27

Muga

1
ギリシアのネオナチ党は黄金の夜明けという党名と知ってびっくり。向こうの人もオカルト的な意味はわかってつけてるのだうか? The White Stripes、Seven Nation armyは元々サッカースタジアムでの定番チャントとのこと。もじった「oh,Jeremy Corbyn」のコールから庶民人気がわかる。グライムシーンの支持からネットでミーム化したというのもラッパーから支持あったため。2022/10/20

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