これからの大学英語教育―CALLを活かした指導システムの構築

これからの大学英語教育―CALLを活かした指導システムの構築

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000228541
  • NDC分類 830.7
  • Cコード C0082

内容説明

大学英語教育を考える上で不可欠の視点を、指導システムとそれに基づく教材作成からカリキュラム開発と組織の意思決定の問題まで総合的に論じる。具体的成果を上げている聴解中心の基礎力養成のための指導システムを紹介し、それをCALL(コンピュータを利用した外国語学習)の形で大学教育にどう位置づけるのが有効であるかを考察。

目次

第1章 大学英語教育への提言―カリキュラム開発へのシステムアプローチ(大学英語教育の目的と目標;大学英語教育の課題;刷新への提言;まとめと今後の展望)
第2章 英語教育のシステム的な考え方(英語教育の総合システム;包括システム;中核システム;複合システム;集積システム)
第3章 CALLとコースウェア(種々のCALLとそれらの長所短所;コースウェア;システムとしてのコースウェア;コースウェアの具体例)
第4章 学校教育におけるCALLの活用(指導効果の検証;ケーススタディ ほか)
第5章 これからの英語教育に向けて(カリキュラムとこれからの英語教育の体制;異文化理解能力と実用的な発信力の養成)

著者等紹介

竹蓋幸生[タケフタユキオ]
文京学院大学教授、外国語学部長、文京語学教育研究センター所長、千葉大学名誉教授。専門は音声学、システム科学。三ラウンド・システムの構想開発、三ラウンド・システムに基づいたCALL教材とCD教材の開発

水光雅則[スイコウマサノリ]
京都大学教授、高等教育研究開発推進センターおよび人間・環境学研究科外国語教育論講座。専門は英語学。英語教師として、自律学習型CALLの実施、英語担当教員の資格の見直し、英語担当者集団の構成の見直し、大学英語教育学徒の養成などを含め、京都大学の英語教育の体制全体を整備中
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