グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために

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グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために

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  • サイズ 46判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000226448
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。

内容説明

グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を、気鋭の歴史家が描きだす。

目次

第1章 イントロダクション
第2章 「グローバル思考」小史
第3章 競合するアプローチ
第4章 アプローチとしてのグローバル・ヒストリー
第5章 グローバル・ヒストリーと統合の諸形態
第6章 グローバル・ヒストリーにおける空間
第7章 グローバル・ヒストリーにおける時間
第8章 ポジショナリティと中心化アプローチ
第9章 世界制作とグローバル・ヒストリーの諸概念
第10章 誰のためのグローバル・ヒストリーか?―グローバル・ヒストリーの政治学

著者等紹介

コンラート,ゼバスティアン[コンラート,ゼバスティアン] [Conrad,Sebastian]
1966年ハイデルベルク生まれ。パリ社会科学高等研究院等を経て、ベルリン自由大学歴史・文化学部教授。ドイツ植民地主義史、日本近現代史、グローバル・ヒストリー研究

小田原琳[オダワラリン]
1972年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科修了。学術博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。イタリア近現代史、ジェンダー・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PETE

4
英米の男性の知識人が中心に書いている世界的規模・超人類的規模の歴史が、システム論が何でも結びつける陥穽、歴史の直線的見方、解釈学論争などに全く学ばない客観主義、欧米中心主義や英語中心主義などにいかに絡め取られやすく、警戒を要するか。このような疑念を踏まえたうえでのこれまでの諸文献の論評が網羅的であるところがすばらしい。そして、これらの危険性を脱しながら世界史を論じようとする書物の一覧を含んでおり、必読書・必訳書リストとしての価値も高い。2023/11/29

Oltmk

2
歴史学の分野において近年注目される「グローバル・ヒストリー」という現段階での分析・相対化などを行っており、歴史学という学問そのものが過去のヨーロッパ中心主義やその反動に加わりかねないという事が理解できた。ただ、この本を読み切ろうとした場合歴史学における概念などを知っておく必要があり個人的には新しい知識を得られる一心で読み切ったが、本書で提示される多くの概念についてついていくことが出来なかったため、本書を読む前に先に歴史学の概念について知った方が良いと思う。2022/02/20

よしひろ

2
歴史学で隆盛するグローバル・ヒストリーの相対化につながる一冊。2021/12/12

akuragitatata

1
めちゃくちゃ面白い。全部のページが興味ふかい。2022/03/09

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