出版社内容情報
グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。
内容説明
グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を、気鋭の歴史家が描きだす。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 「グローバル思考」小史
第3章 競合するアプローチ
第4章 アプローチとしてのグローバル・ヒストリー
第5章 グローバル・ヒストリーと統合の諸形態
第6章 グローバル・ヒストリーにおける空間
第7章 グローバル・ヒストリーにおける時間
第8章 ポジショナリティと中心化アプローチ
第9章 世界制作とグローバル・ヒストリーの諸概念
第10章 誰のためのグローバル・ヒストリーか?―グローバル・ヒストリーの政治学
著者等紹介
コンラート,ゼバスティアン[コンラート,ゼバスティアン] [Conrad,Sebastian]
1966年ハイデルベルク生まれ。パリ社会科学高等研究院等を経て、ベルリン自由大学歴史・文化学部教授。ドイツ植民地主義史、日本近現代史、グローバル・ヒストリー研究
小田原琳[オダワラリン]
1972年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科修了。学術博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。イタリア近現代史、ジェンダー・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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