出版社内容情報
この大地には,地球の悠々たる歴史が詰まっている……ベストセラー「ホワイトアウト」の作家が,日本人にはほとんど知られていないクレタの大自然を,その鮮烈な文体で描きあげる.
内容説明
この大地には、地球の悠久たる歴史が詰まっている。ベストセラー「ホワイトアウト」の作家が、日本人にはほとんど知られていないクレタの大自然を、その鮮烈な文体で描きあげる。
目次
第1章 クレタへ
第2章 ゼウスの聖なる山―イーディー山
第3章 ゼウスの洞窟―ニダ高原
第4章 クリクリの森―サマリア渓谷
第5章 四千年前からの海の道―アギア・ルーメリからアギオス・イオアニス
第6章 ハイ・デザート(高地砂漠)―パクネス山
著者等紹介
真保裕一[シンポユウイチ]
1961年東京生まれ。アニメーションディレクターを経て、91年『連鎖』で第37回下期江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。その後、97年、『奪取』で日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞する。96年、『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞。同小説を映画化した「ホワイトアウト」も大ヒットした
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みえ
53
真保裕一さんが仕事でギリシャに登山に行った話。日本人ってきちっとしてるし、サービス業もスゴイと思ってる私。ギリシャの人って怠け者?と思った(笑) 作者が作品はいろいろ書いてるけど実は山登りとか嫌いだとかいう話は面白かった。だけど、あとのほうはなんてことなかったな~。2019/02/11
Our Homeisland
16
さすがにこの作者のものだけあって読みやすかったです。クレタ島が非常に特殊な風土、成り立ち、歴史を持っている島であることがよく分かりました。絶景もある島なのでしょうが、行ってみたいかどうかというと、便利さや快適さなどを考えると、おそらく行きたいと思うということは無いと思います。2023/12/24
犬
3
私は好きですよ、こういうやる気のない旅行記も。注意があちこちに向けられるところが逆に臨場感があって楽しかった。2010/03/26
nonnon
2
★★★☆☆2014/11/15
きなこ
1
「ホワイトアウト」の著者とは知らず失礼しました。2017/10/28