出版社内容情報
朗読するとき、どう読むかで解釈が変わり、どう解釈するかで読み方が変わる。声にだして読むだけでも楽しいけれど、表現に立ち止まり、声の大きさ、速さ、間の取り方にも意識を向けて、日本語を深く味わいたい。
内容説明
作品を朗読するとき、どう読むかで解釈が変わり、どう解釈するかで読み方が変わる。声にだして読むだけでも楽しいけれど、一つ一つの表現の意味に立ち止まり、声の大きさ、速さ、高さ、間のとり方などに意識を向けて、日本語をもっと深く味わいたい。伝統方言もふくめ、さまざまな角度から、作品にいのりを吹き込む読み方を考える。
目次
第1章 音声で表現されるいろいろな意味
第2章 早口言葉に挑戦!
第3章 大きな声・小さな声
第4章 スピードアップ・スピードダウン
第5章 声の上げ下げ
第6章 間のとり方
第7章 方言の音声―さまざまな「桃太郎」の語りを通して
著者等紹介
杉藤美代子[スギトウミヨコ]
音声言語研究所所長。大阪樟蔭女子大学名誉教授。元日本音声学会会長。文学博士(東京大学)。専門は音声言語
森山卓郎[モリヤマタクロウ]
京都教育大学教育学部国文学科教授。学術博士(大阪大学)。専門は日本語文法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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