内容説明
すぐれた絵本は、子どもだけでなく、大人をも魅了する。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」をひらいて３０年。絵本の目利きが、四季折々の思いをつづっていきながら、１００冊の絵本を紹介する。
目次
絵本屋、走る
絵本屋、立ち止まる
絵本屋、吠える
絵本屋、しゃがむ
絵本屋、頑張る
絵本屋、つまずく
絵本屋、深呼吸
絵本屋、笑う
著者等紹介
落合恵子［オチアイケイコ］
１９４５年、栃木県生まれ。作家。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」を、東京と大阪で主宰。『月刊子ども論』、『月刊クーヨン』発行人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP＠ehon.gohon
30
いろんなところで絵本を紹介し、絵本に対する思いを語っている落合恵子さんの素敵な解説エッセイです。 私がかなりの絵本を読んでいたことにもよるのでしょうが、その絵本を読んだり思い出したりしながら、落合さんの視点と自分の感じ方の間で、楽しく味わい直しました。 絵本のある喫茶店で、絵本を味わいながらゆったりする空間にくつろぐような本でした。2023/02/04
メイ＆まー
17
絵本屋さんを営んでらっしゃる落合さんによる、（ここでは）大人のための絵本の処方箋。最初は、知らない絵本ってたくさんあるんだな、絵本の出版社って有名どころ以外にも色々あるんだな、なんて思いつつ…正直、取り上げられる絵本の多さに気後れしていたのだけど、最後にゆくにつれ、しんみりしたり興味深いなあと思ったりで、読みたい本に登録した絵本がずらりと。ラインナップを確かめると、いま私が気になるのは植物にかんする絵本のよう。木の実や葉っぱの絵をたくさん見て名前を知ったりぼんやりしたりしてみたい。2014/04/11
れな@がんばれレバンガ
13
大人への絵本の処方箋。ほぼ既知の絵本であったことと、解説のとってつけた感が今の私には合わなかった。絵本はすごく好き。理由なんてなくても。2016/12/14
波多野七月
13
大好きな絵本を、くり返し手に取ったあの頃のことを覚えていますか。絵本は、子どものためだけじゃなくて。昔子どもだった、大人の読者のためでもあると思います。子どもの本の専門店、〈クレヨンハウス〉を開いて30年。落合恵子さんが、日々のことを綴りながら100冊の絵本を紹介していくブックガイド。ページをめくるだけでも、きっと幸せになれると思います。大切に思える1冊と、めぐりあってみませんか。2014/08/14
RYOyan
9
お気に入りの一冊に出会えそう。今度はじっくり絵本と向き合ってみよう。2014/05/18
