世界史とは何か

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世界史とは何か

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000114110
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報



300名の執筆者を迎え四半世紀ぶりに考究される世界史の新たなる全容

岩波講座 世界歷史 全二十四巻の構成

各巻の構成(全巻共通)

・展望(Perspective)
当該巻の時代・地域の全体をカバーする。当該巻の通史・枠組みを主として、なぜそのような巻の区切り方にしたかの意図なども論じ、つづく各論に対する方向性をしめす。

・問題群(Inquiry)
「展望(Perspective)」で叙述したことのうち、とくに重要と思われるテーマを取り上げ、広がりをもちつつ論じる。当該巻で区切った時代・地域をバランスよく扱い、「展望」と合わせ読むことで、当該巻で扱う範囲全体がカバーされることを目指す。

・焦点(Focus)
「展望」や「問題群」で扱ったことのうち、個別に焦点をあてて掘り下げたほうがよいトピック、あるいは両者で扱いきれなかった論点を拾い補完するようなトピックを論じる。同じトピックを扱う他巻「焦点」との接続も意識する。

第1巻 世界史とは何か

責任編集:小川幸司

本講座の編集方針と構成 編集委員

・展望(Perspective)

・問題群(Inquiry)
人は歴史的時間をいかに構築してきたか
世界史のなかで変動する地域と生活世界
現代歴史学の転回

・焦点(Focus)
ジェンダーの視点から描き直す世界史
サバルタン・スタディーズと歴史研究/叙述
環境社会学の視点からみる世界史
感染症の視点からみる世界史
ヨーロッパの歴史認識をめぐる対立と相互理解
東アジアの歴史認識対立と対話への道
新しい世界史教育として「歴史総合」を創る



第2巻 古代西アジアとギリシア~前1世紀

第3巻 ローマ帝国と西アジア前3~7世紀

第4巻 南アジアと東南アジア~15世紀

第5巻 中華世界の盛衰~4世紀

第6巻 中華世界の再編とユーラシア東部世紀4~8世紀

第7巻 東アジアの展開8~14世紀

第8巻 西アジアとヨーロッパの形成8~10世紀

第9巻 ヨーロッパと西アジアの変容11~15世紀

第10巻 モンゴル帝国と海域世界12~14世紀

第11巻 構造化される世界14~19世紀

第12巻 東アジアと東南アジアの近世15~18世紀

第13巻 西アジア・南アジアの帝国世紀16~18世紀

第14巻 南北アメリカ大陸~17世紀

第15巻 主権国家と革命15~18世紀

第16巻 国民国家と帝国19世紀

第17巻 近代アジアの動態19世紀

第18巻 アフリカ諸地域~20世紀

第19巻 太平洋海域世界~20世紀

第20巻 二つの大戦と帝国主義1 20世紀前半

第21巻 二つの大戦と帝国主義2 20世紀前半

第22巻 冷戦と脱植民地化1 20世紀後半

第23巻 冷戦と脱植民地化2 20世紀後半

第24巻 二一世紀の国際秩序
 
・各巻の目次は予定内容であり、一部変更もありえます。

内容説明

人類の過去の営みを解釈し、叙述することが、どのように生まれ、変容してきたのか。そして、人びとにとってどのような意味をもってきたのか。世界史認識や世界史叙述をめぐる国内外の議論を、専門家だけではない一般市民の歴史実践という観点から分析する。ジェンダー研究やグローバル・ヒストリー、ビッグ・ヒストリーなどの知見も取り入れた、新しい「世界史」研究のパノラマを描く。

目次

展望(“私たち”の世界史へ)
問題群(人は歴史的時間をいかに構築してきたか;世界史のなかで変動する地域と生活世界;現代歴史学と世界史認識)
焦点(ジェンダー史の意義と可能性;「サバルタン・スタディーズ」と歴史研究・叙述;環境社会学の視点からみる世界史―先住者の生活戦略から探る持続可能な社会 ほか)

著者等紹介

小川幸司[オガワコウジ]
1966年生。長野県蘇南高等学校校長。世界史教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
むかし佐藤優さんの本の感想で旧版の岩波講座の世界歴史を読んだことがあるのですが、その新版が出ることになり読み始めました。従来のものとは異なりかなり読みやすくなっているのと最近の状況を入れているような気がしました。この最初の巻ではジェンダー史の意義とか感染症の歴史学といった論文が収められています。今後のものも楽しみです。2021/11/04

壱萬弐仟縁

51
小川幸司先生には、昨年、面接機会があった。詳細は避ける。いい話はなかったから。小川校長によると、歴史とは、歴史学者や歴史教育者だけが探究するものではなく、日常生活の中で参照し行動するもの(005頁)。民衆史の色川大吉先生を想起。西洋史学がご専攻?の小川校長は、歴史学、世界史実践に6層構造を提起(013頁~)。実証、解釈、批評、叙述、対話、創造。私は歴史研究者でない(他分野では端くれ)ので、理論より実践を考えて世界史を学びたい。開発教育はやったことがある。2022/02/11

崩紫サロメ

25
刊行中の新シリーズ。責任編集の小川幸司を筆頭に、高校で歴史教育に携わる人々も多く加わる。高校の新課程において日本史と世界史を統合した「歴史総合」が始まり、小川の<展望>では「世界のつながりを考える世界史」のあり方について考察する。<問題群>では史学史、ジェンダー史、サバルタン・スタディーズ、感染症の世界史など、基本概念から、前シリーズでは扱いの小さかったテーマまで、バランス良く扱われている。各テーマの入門書としても読みやすい。2022/04/19

ピオリーヌ

22
キリスト紀年の世界的普及の背景、サバルタン・スタディーズが果たした役割、環境社会学の視点から見る世界史、感染症の歴史学、ポーランドにおける歴史認識、東アジアの歴史認識対立、「歴史総合」への取り組み等読みごたえある論文が並ぶ。歴史学の入門編として相応しい一冊だと感じる。他の巻も多いに楽しみ。2022/06/06

さとうしん

20
総論として、ジェンダー、環境、感染症、歴史認識、歴史総合と世界史に関係するトピックで入れなきゃいけない要素は一通り入っている感じ。以降の巻ではどうなるかわからないが、執筆陣は日本歴史と比べると年齢層が高めの印象。一般市民の「歴史実践」に重点を置いた内容。 2021/10/13

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