出版社内容情報
さまざまな分野で研究されてきた脳と心のはたらきを，情報科学の考え方にたって総合的に理解しようとする認知科学．この講座では情動，思考，意識など人間の本質に関わる領域にまで踏み込んで，新しい枠組みを体系的に提示します．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
8
（認知科学への誘い） 伊藤正男、梅本守、山鳥重、小野武年、往住彰文、池田謙一。脳と心。 認識現象は最近深まった新たな観点から理解。（学習の手引き） 人間のこころの働き。感情＝主観的。情動＝自律神経活動や行動を通じ客観的にとらえられる。第１章、情動は生存のための保存システム。快情報。不快情報。報酬系。罰系。第２章、情動の神経心理学。ヒトの脳の部分的損傷による病的情動の考察。大脳皮質の役割。刺激に対する生物学的価値判断。第３章、扁桃体について。2010/03/10
