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岩波講座 日本通史〈第11巻〉近世(1)

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000105613
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

原始古代から現代まで,日本列島とその周辺地域を舞台として繰り広げられた歴史の全過程を,一貫した方針のもとに叙述する.これまでの日本史像や日本文化観に大きな転換を迫る注目すべき業績をもれなく集約し,世界史的大転換期にふさわしい,鋭敏な現実感覚に根ざした新しい日本史の全体像を提示する.ご要望に応え再刊.

目次

通史(16世紀後半の日本―統合された社会へ)
論説(都市の計画と建設;太閤検地;近世の交通体系;琉球・アイヌと近世国家;在地秩序の近世的編成)
文化論(城郭と権威)
特論(イエズス会日本管区;近世の門跡;発掘された豪商の屋敷)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

10
横田論文「城郭と権威」を読み直し。織豊期「京の城」築城の経緯と職人動員・編制の建設体制をふまえて、天正10年代に、戦国期京都から近世京都に向かう人口増加の画期を見いだす。京都の都市再編は、職人や武家奉公人さらに芸能民・賤民など、新規の住民を呼び込み、戦国期惣構(旧町)を越えた「新町」を成立させていく。この新町への町共同体の外部権力(所司代)の関与=「都市全体に対する都市行政の成立」が、近世京都の一元性を生むとの指摘は、戦国期から近世の城下町変遷を考える上で示唆に富みます(その場合、御土居築造の意義は?)。2020/01/19

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

0
近世の形成的な話。秀吉の「てんか」概念が面白かった。東大出版の『日本通史講座』5巻~近世の形成~で、秀吉や徳川政権を「王権」という文脈で捉えていたのが意味不明だったので、秀吉・徳川政権は朝廷に何を求めたのかというその目的意識という点において、こっちの方が納得w そして何より、『多聞院日記』が大活躍だなと。私みたいなビギナ-には最適かもw2011/04/01

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