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岩波講座 日本通史〈第10巻〉中世(4)

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000105606
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

出版社内容情報

原始古代から現代まで,日本列島とその周辺地域を舞台として繰り広げられた歴史の全過程を,一貫した方針のもとに叙述する.これまでの日本史像や日本文化観に大きな転換を迫る注目すべき業績をもれなく集約し,世界史的大転換期にふさわしい,鋭敏な現実感覚に根ざした新しい日本史の全体像を提示する.ご要望に応え再刊.

目次

通史・15‐16世紀の日本―戦国の争乱
論説(宗教一揆論;戦国の村落;職人・商人の組織;戦国の地域性;城と都市)
文化論・戦国期の民衆文化
特論(博多;琉球王国;北海の交易―大陸の情勢と中世蝦夷の動向)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

6
一向一揆を深めるために、金龍静「宗教一揆論」だけ読む。論文のテーマは真宗中興の祖・蓮如の教えと一向一揆の関係の究明だ。著者が引くのは、蓮如の「一人なりとも信をとるべきならば、身命をすてよ」という言葉。これは、「現世利益(身命)」より「信」こそが重要という教えであるのに、受け手によっては「信のために死を厭わない」という意味にもなりうる。この誤読が「死の恐怖の相対化」を招き、一揆の思想的基盤になったと著者は分析している。こういう「価値Aを価値∀に反転させる論理」は、脳みそを心地よく刺激してくれるので嬉しい。2016/08/13

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

0
大学で、通史を一回生までに読んどけと言われたので、コレなら楽じゃねと思って10巻まで読んだ。でも、南北朝期から戦国までの(最もこの10巻は細川京兆家が幅利かせてる時代以降)、なんというか、暗黒時代ともいうべき複雑なこんな時代は、むしろ、『新修亀岡市史』とか京都の郷土史を読んだ方が分かりやすいと思ったw2011/03/31

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