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岩波科学ライブラリー
ほんとうに安全?現代の暗号

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  • サイズ B6判/ページ数 109,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000074421
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0304

内容説明

今日のネット社会は暗号なしには成り立たない。開発のエピソードをまじえながら、現在主流となっている公開鍵暗号を解説する。素因数分解など簡単な数学を手がかりに、暗号のしくみを実感する知的刺激に満ちた入門書。さらに暗号解読の最新の研究を紹介し、暗号はどこまで安全か、量子コンピュータが実現したら暗号はどうなるのかを展望する。

目次

1 公開鍵暗号の創始者たち
2 エレガントな暗号技術
3 現代の暗号を解読する
4 IDにもとづく暗号
5 これからの暗号

著者等紹介

太田和夫[オオタカズオ]
1954年生まれ。早稲大学理工学部数学科卒業。早稲田大学大学院修士課程修了。日本電信電話公社(現、NTT)研究員、マサチューセッツ工科大学客員教授などを経て、電気通信大学電気通信学部教授

国広昇[クニヒロノボル]
1971年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。NTTコミュニケーション科学基礎研究所研究員を経て、電気通信大学電気通信学部講師。博士(工学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

12
2005年発行という事で、もう大分古い本。現在はもっといろいろ進んでいるのだろうなぁ...2013/09/19

サンチェス

0
電子文書の完全性を機密性を担保している公開鍵暗号方式は、計算(=解読)が”難しい”ことを根拠にしている。決して計算が”不可能”であることを根拠にしているわけではない。しかし、暗号を研究する人たちによって暗号のスキは常に更新され続け、また技術の進歩によってより解読が”難しい”暗号を作り出すことによって暗号の確実性を高めている。 2005年時点で量子コンピュータは理論上実現可能で、制約をかけながらでもこの時点で実現に成功していることは驚きだった。2016/07/11

mita

0
ちょっと難しい2015/07/07

R-R

0
これをカンタンな数学と言ってのける岩波書店を小一時間問い詰めたくなる。定義やら証明やらにやたら重きを置いている印象で、タイトルに惹かれて手に取ったらご覧の有様である。短いながら良くまとまっているだけに少し残念。2011/10/12

smj

0
RSAが人名由来って初めて知った(無知)2011/07/15

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