出版社内容情報
兎と亀が語り合います.「物理法則とは一体何だろうか.なぜ数学で表わすことができるのだろうか.」話題はニュートンの古典的法則から,相対性理論,量子論,カオスへと広がります.ガリレオ『新科学対話』の現代版.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
12
なぜ自然界には物理法則があり、それは数学で書かれているのか?科学者の言う「美しい」とは何なのか?ちょっと哲学的な感じの事を正面から取り上げ考えた本...という事で良いのかな?最初は取っ付きにくかったけど、読んでいくうちに結構面白くなった本でした。2014/08/07
オランジーナ@
2
うさぎとかめが物理法則について対話するって設定は無理がある。2017/06/23
まじぇすた
1
前半はやや退屈だけど後半の「4. 量子論の教訓」から一気に面白くなる。最初の「プロローグ」を読むと著者が何を伝えいたいのかよく分からなかったけど、この本を最後まで読んだ後にまた「プロローグ」を読むことでその内容がよく理解できた。読み終わってみれば構成がよく練られていて読み易く、物理法則をもっと大きな観点で考えさせてくれた。レゲット先生の本を読んだ後のせいかもしれないが、還元主義(素粒子帝国)を感じさせる内容でもある。著者の温かさと優しさも感じた。2019/05/03
ぺあの
1
法則について丁寧に書かれていて、判りやすいとは思う。が、薄すぎて詳しさというか、自身の理解できるところにまで至らなかった。2012/08/09
ipusiron
1
1999/11/26読了