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出版社内容情報
電子図書館は,書籍の集積を通して世界を理解し所有したいという人間の欲求を,かつてない高度なレベルで満たそうとする画期的なシステムである.電子図書館研究の第一人者が研究の現状と将来の展望を語る.
内容説明
図書館とは、書籍の集積を通して世界のすべてを理解し、知的に所有したいという人間の深い欲求から生まれたものである。電子図書館はこのような人間の欲求をマルチメディアとネットワークの技術を利用し、かつてない高度なレベルで実現しようとする試みである。いまや、地球表面はくまなくネットワークでおおわれ、地球規模の超大規模ハイパーテキストが作られつつある。ネットワーク化された書籍によって、人間の知的活動はどのように変わっていくだろうか。電子図書館研究の第一人者が研究の現状と将来の展望を語る。
目次
1 インターネット電子図書館
2 マルチメディア時代
3 図書館情報の組織化
4 図書の情報構造
5 マルチメディア電子図書館
6 電子読書
7 将来の姿と課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
minoguchi
2
http://tinyurl.com/n9w45m で教えてもらい一読。15年前なので技術的環境は異なってしまっている(SGMLへの期待とか、Webは一言mosaicに言及する程度・・・)のは措いておき・・・。むしろそんな頃から、電子化により「本」のあり方(情報の単位、分類、つながり等々)が変わること、それ故図書館(や出版業も)のあり方も変わること、がきちんと見通されているのはさすが。電子書籍や昨今話題の国会図書館の動きに関心ある方にはお薦め(絶版だけど運良く Amazon のユーズドで入手)。2009/09/20
takao
0
ぜひにつくってほしい。2016/02/26