絶滅古生物学

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000062732
  • NDC分類 457
  • Cコード C0044

内容説明

隕石衝突仮説は、世界の古生物学者に大きな衝撃を与えた。わき起こる賛否両論。生物絶滅の研究は、この四半世紀にめまぐるしい発展を遂げた。本書は、いまや「絶滅古生物学」と呼ぶべき学問領域をなしつつある絶滅研究の成果を解説した、世界でも類のない、初めての本格的テキストである。顕生累代を通して繰り返された5つの大量絶滅を中心に、最新の知見と研究動向を幅広く紹介する。

目次

第1部 絶滅とは(絶滅の定義;顕生累代の絶滅事変;絶滅の認識とその歴史 ほか)
第2部 大量絶滅(顕生累代の生物の誕生;オルドビス紀末の絶滅;デボン紀後期の絶滅 ほか)
第3部 絶滅と進化(隕石衝突仮説の波及効果;絶滅とは確率的事象なのか;原因説の検証 ほか)

著者等紹介

平野弘道[ヒラノヒロミチ]
1945年生まれ。早稲田大学教育学部地球科学教室。同大学院理工学研究科地球・環境資源理工学専攻教授。2001~2003年、日本古生物学会会長。専門は、古生物学。とくに、進化古生物学、絶滅古生物学、白亜紀の環境変動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いくら丼

7
専門に学ぶ大学生や理科教師を対象とすると明言していて、一般向けではない。紙面にはアルファベットが多く、細かい事実を述べる一方で基本的な概念や用語は暗黙の了解が多くて、専門外の人間が真面目に読むとえらく大変wある程度の知識は予め持っている前提になる。とんでもない量の引用文献も上がっているが、テーマとしては総括的な概論の域にあるというのも、中々取っ付きづらいと思う。とはいえ、ざっくり大雑把に読んで、大量絶滅の全体像を把握するには良かった。しかしこんな書籍を一人で書こうと思ったら、とんでもないな……試みに敬服。2024/03/27

gachin

0
絶滅という現象を体系的に学べる良書。

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