出版社内容情報
地球の姿と地球観の変遷をスケッチすることを導入として,地球の構成,ダイナミックな活動とその原動力,そして物質とエネルギーの循環などを学ぶ.地球をグローバルな視点から科学的に解明していく第一歩を歩み出す.
内容説明
地球の歴史はどうやって描き出されるのか。路傍の石に大絶滅事件の真相を語らせる地球科学の面白さ。それが堪能できる血湧き肉躍る教科書である。この第1巻は、予備知識のない読者が地球とは何かを知るための助走である。
目次
1 新しい惑星地球観の発展
2 宇宙・太陽系・地球
3 地球の構成
4 地球内部ダイナミックス
5 地球環境ダイナミックス
6 生物圏と生物地球化学サイクル
著者等紹介
平朝彦[タイラアサヒコ]
1946年宮城県に生まれる。1970年東北大学理学部地質学古生物学教室卒業。1976年テキサス大学大学院博士課程修了。現在東京大学海洋研究所教授。専門は、地質学(とくに海洋地質学)。著書に『日本列島の形成』『日本列島の誕生』『地球進化論』など
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