離散群

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000061483
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3341

内容説明

群自体を幾何学的対象として捉え直すことにより群と空間の関係が明確になったのは、1980年代のグロモフの理論においてであった。本書では、このグロモフによる幾何学的群論の精神を要として、幾何学的対象として現れる無限群に関する理論を解説する。そこで柱となるのは、双曲的群、オートマティック群、クライン群の理論である。

目次

第1章 無限群の基礎的な概念(有限生成群、有限表示群;Cayleyグラフ、語距離、擬等長写像 ほか)
第2章 双曲的群(Gromovの双曲的距離空間;測地空間の双曲性 ほか)
第3章 オートマティック群(有限オートマトン、正規語;オートマティック群の定義と基本的性質 ほか)
第4章 Klein群(Klein群の定義と例、幾何的有限群;双曲多様体の位相構造 ほか)

著者等紹介

大鹿健一[オオシカケンイチ]
1961年生まれ。1983年東京大学理学部数学科卒業。現在、大阪大学大学院理学研究科教授。専攻は位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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