出版社内容情報
物理エッセイとして定評あるシリーズ第五弾。有名な「月では昼間星が見えるか」や舵の動きを謎解く「蛇行よろめき談義」を収録。また教科書と教育の関係の本質を突く「要約のすすめ・反要約のすすめ」は今も教えられる。
内容説明
日常現象について、物理をこよなく愛する物理学者たちがユニークな視点で語り合う名エッセイ集の第五弾。初版刊行以来約四〇年を経てもなお新鮮さを失わない。有名な「月では昼間星が見えるか」や足のない蛇がどうやって前に進むのかを謎解きした「蛇行よろめき談義」を収録。また教育と教科書の関係の本質を突いた「要約のすすめ・反要約のすすめ」は読みごたえがある。
目次
第1部(月では昼間星が見えるか;かや葺き屋根はなぜ漏らぬ;霧はなぜできるか;蛇行よろめき談義;ぬれた砂はなぜ黒いか)
第2部(水玉はどう縮む;渦を忘れた魚;フィゾー法の影武者;続フィゾー法の影武者;ころがるボールの力学;日月問答)
第3部(通信を考える;エネルギーの捨てどころ;パルスとレベル;熱の運び屋;要約のすすめ・反要約のすすめ)