出版社内容情報
「賢くはあったが無知だった昔の自分に講義するとしたら?」ファインマンは自らにこう問いかけながら本書を作りました.ユニークな着眼,本質をズバリ突く直観力が随所にきらめく,計算機・情報科学のテキストです.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
27
#説明歌 計算機数学物理を繋いでる量子力学も登場 量子力学的計算原理から示し今では人気の本だ https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/78391bdcc1727880d6132019/07/23
roughfractus02
6
著者が80年代に講義した計算の熱力学から量子コンピュータに至る物理学的な面から見たコンピューティングを扱う本書に、現在から見れば量子コンピュータが電子と光子どちらを用いるのか、超並列計算はノイマン型とどう異なるか等の言及はなく、消費電力を減らす集積回路の要請や最新技術だったロジックアレイの紹介も、読者が歴史を感じるのは確かだ。一方、著者自身がコンピュータ概念と部品を基礎から組み立てるように進む4章までの解説は、その後の章で、開発途上のこの機械が量子と情報が等価になる宇宙をシミュレートする未来を夢想させる。2018/11/18
ぐっさん
4
わかりやすくする例えが多め。ただ、冗長なのか相性が悪いのか私の理解力の問題か、一読での内容理解は厳しかった。
デコボコ
2
計算の理論的、物理的限界について。情報熱力学の基礎も学べます。2016/01/04