出版社内容情報
ファインマンは一九六五年のノーベル物理学賞の受賞者(日本の朝永振一郎が共同受賞者だった)で、量子電磁力学を確立した人だが、その天才的な頭のよさとユニークな個性で知られている。ファインマン本はどれも面白く、どれもおすすめなのだが、特にこの本は、物理学と聞いただけでファインマン本を敬遠するような人におすすめである.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』100頁、より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YJ
4
正直で格好いい。チャレンジャー事故調査のあたりが、印象的だった。人を不幸に陥れるのは、無知と無理解だよ。肝腎なのは誰かを傷つけないようにすることだよ。この死ぬってことは何とも退屈きわまるよ。2017/03/26
Kan
2
物事を突き詰める楽しさを体現している人物 2020/06/09
読生
1
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40000593782022/01/10
ハルトライ
0
ファインマンの人となりを追う形での一冊となっているが、うーん。確かにそのおかげで、だいぶ取っつきやすい内容にはなったのだが、これはこれで困ったもので、バカ向けすぎてつまらない部分がある。これで天才の中身を知ろうなど無理。ただ、ファインマンが、様々な現象や科学理論を、具体的なイメージで説明していくくだりは、なかなかのもの。そんな捉え方があったのかと、虚を突かれる。2016/12/25
エイミー
0
ファインマンさんの生き方は、素晴らしい。物事をとことん追求し続けること、諦めない精神、自然を愛し、常になぜ?と自問自答。天才と言われる人は、人一倍努力を楽しんでする人なんだと感じた。私もそうありたい。2015/02/04