出版社内容情報
内容説明
子どもへの教育は、何でも早ければ早いほどよいのか？大人の脳細胞は死滅していくだけで、学習には遅すぎるのか？著者のサラ・ブレイクモアは、行為と自己意識に関する脳内メカニズムについて、ウタ・フリスは、他者の行為や表情から、その意図や心的状態を推測する機能について研究している。「認知神経科学」という新しい分野の第一線で活躍する二人が、最新知見から早期教育や生涯学習に関して「本当のこと」を明かす。
目次
脳の発達・発育
幼児の言葉と数
数学のための脳
読み書きのための脳
読みの学習とその障害
社会的発達・情動的発達の障害
思春期の脳
生涯にわたる学習
記憶と想起
さまざまな学習法
脳の学習力を活用する
脳研究を支える技術
著者等紹介
ブレイクモア，サラ‐ジェイン［ブレイクモア，サラジェイン］［Ｂｌａｋｅｍｏｒｅ，Ｓａｒａｈ‐Ｊａｙｎｅ］
ロンドン大学認知神経科学研究所研究員
フリス，ウタ［フリス，ウタ］［Ｆｒｉｔｈ，Ｕｔａ］
ロンドン大学認知神経科学研究所教授
乾敏郎［イヌイトシオ］
京都大学大学院情報学研究科教授。専門分野は認知神経科学
山下博志［ヤマシタヒロシ］
大阪学院大学情報学部助教授。専門分野は比較心理学
吉田千里［ヨシダチサト］
（独）科学技術振興機構研究員。専門分野は認知心理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
1
脳の働きに関する本。以前に読んだ本と内容はあまり変わらず、復習にはなったが、新しい知識が欲しいものである。脳に関する実験はやはり参考になると思う。2016/02/11
ジブリエル
1
ちょっと古いですが，これまでの割とキーとなる研究をわかりやすく紹介してくれているので便利です。心理学の授業中に小ネタで使える話が多いので，そういう意味でも重宝する本ですね。2012/05/25
るとすわ
0
備忘のため読了本登録。
