出版社内容情報
生命はいかにして誕生したのか，DNAはいかに作られ，遺伝情報の担い手となりえたのか．大著『遺伝的乗っ取り』の内容を一般向けにまとめ直した本書で，著者は七つの鍵を手がかりにホームズ張りの推理で核心に迫る．
内容説明
この地上に、生命はどのようにして登場したのだろうか。ＤＮＡはいかにしてつくられ、遺伝情報の担い手となりえたのか。著者は、奇想天外な発想でさまざまな角度から生命誕生の秘密をさぐり、ついに意外な手がかりをつかむ。謎をとく七つの鍵とはなにか。シャーロック・ホームズ張りの推理で、「事件」の核心にせまる。
目次
１ 審理
２ 情報、また情報
３ 自分で大腸菌を作ってみよう
４ 内なる装置
５ 庭の小径か
６ 道標をもっとよく見ることにしよう
７ 入れ子の箱に入った手がかり
８ 失われた破片
９ 困った分子
１０ 結晶
１１ 粘土製造機
１２ 遺伝子第１号
１３ 直接作用による進化
１４ 乗っ取り
要約―七つの手がかり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyoshiok
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図書館本。生命は長い時間をかけて偶然に生まれたのか（偶然説）。生物が無生物から生じたのか（化学進化説）。ミステリー仕立てで解説する。15章の要約と訳者あとがきでなんとなくわかったような気になった。専門知識はいらない。2018/05/31
