進化―生命のたどる道

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  • サイズ B5判/ページ数 417p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784000054676
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

出版社内容情報

生きものたちはこんなふうにつながっている

・進化学の全体像をこの1冊で
生命現象の理解には、「進化的に考える」ことが欠かせない。進化学は生物学の基礎なのだ。現代にいきる誰もが知っておきたい進化の考え方の基本をこの1冊でカバー。興味をそそるエピソードと300点余りの図版をまじえて、切れ味よく語る。

・E.O.ウィルソンらが「最良の入門書」と賞賛
著者ジンマーは、専門家からも高く評価されるサイエンス・ライター。面白さと科学的な正確さを両立することに長け、いくつもの賞を受賞。彼の著書、記事、ブログには多くのファンがいる。

・日本語版オリジナルの記事を第一線の研究者が寄稿
最先端で今どんなことが話題になっているのか、各章に関連する研究をわかりやすく紹介するコラムを日本語版独自に追加。執筆=三中信宏・田近英一・田村浩一郎・小林一三・舘田英典・颯田葉子・河村正二・岡田典弘・鈴木仁・佐々木顕・辻和希・井ノ上逸郎・山極寿一(執筆順)

目次
第1章 進化-はじめに
第2章 自然哲学からダーウィンへ
第3章 化石が語ること
第4章 系統樹
第5章 進化をもたらす分子
第6章 変わっていく分子
第7章 私たちの遺伝子に書かれた歴史
第8章 適応
第9章 種の起源
第10章 適応放散と絶滅
第11章 親密な関係
第12章 性と家族
第13章 進化医学
第14章 行動の進化

著者:カール・ジンマー(Carl Zimmer)
1966年米国生まれ。イエール大学卒業後、1989年から一般向け科学雑誌「ディスカヴァー」の編集に携わり、1994-99年は副編集長を務めた。現在はフリーのサイエンス・ライターとして、科学雑誌へ寄稿するほか、ラジオ番組にも頻繁に出演している。著書に「水辺で起きた大進化」「パラサイト・レックス」「進化大全」「大腸菌」などがる。


日本語版監修:長谷川真理子(はせがわ・まりこ)
総合研究大学院大学教授。専門は行動生態学、進化生物学。

内容説明

地球に登場しては消えていく生き物たち、その入り組んだ関係を見渡す一冊。日本語版独自にコラム13篇を追加。

目次

1 進化―はじめに
2 生物学―自然哲学からダーウィンへ
3 岩石が語ること
4 系統樹
5 進化をもたらす分子
6 変わっていく方法―突然変異、浮動、淘汰
7 私たちの遺伝子に書かれた歴史
8 適応―遺伝子から形質へ
9 種の起源
10 適応放散と絶滅―時を経て変わる生物多様性
11 緊密な種間関係―種はどのようにして互いに適応するのか
12 性と家族
13 進化医学
14 心と微生物―行動の進化

著者等紹介

ジンマー,カール[ジンマー,カール][Zimmer,Carl]
アメリカでもっとも活躍するサイエンスライターの一人。ニューヨークタイムズ紙、サイエンティフィックアメリカン誌、ディスカバー誌などに定期的に寄稿し、全米アカデミーズの2007年コミュニケーション賞をはじめ、いくつもの賞を受賞

長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
総合研究大学院大学教授。専門は進化生物学、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

7
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1394.html2014/01/27

ykoro

7
中々読み応えが有る本だった。進化に関する最新の成果と歴史を理解するには好適。根本的な考えとして、地球上に存在した生物の99%が絶滅しているという推定は、中々、衝撃的。その中で、人類が生き残って、その栄華を極めている現状。。。 人類の未来を考えるにあたって自然淘汰における対立遺伝子の残存確率と集団の大きさの関係、進化医学での宿主と寄生者との関連、老化が進化の副作用である考え方等、興味深い内容が尽きない。2012/10/07

roughfractus02

6
一般的啓蒙書『進化大全』と専門情報を盛り込む『進化の教科書』(邦訳3分冊)の間に位置する本書は、第5章から14章に後者で詳述される項目が並ぶ。遺伝子型から表現型への経路や淘汰、突然変異、浮動からDNA配列、進化と退化、種分化と続いた後、進化のパターンの10章は断続平衡説以後の古生物学との関係(まだ化石証拠は少ない)や大量絶滅に関する解釈がある。『進化の教科書』で詳しい共進化、性淘汰(やや雑駁か)の後に進化医学と神経系と行動の進化を置く点が著者の主張だろう。霊長類の脳の巨大化で、行動も進化の表現型なるのだ。2020/09/29

izumone

5
自分でも驚いたが,ほぼ2日間で通読してしまった。読みやすい文章と,カラーのイラスト,写真満載でビジュアル的に引き込まれるつくりのせいもあると思う。2012/09/03

GASHOW

3
図鑑でした。進化をテーマに現存しないものの画像が豊富であるのは、ものすごい価値のあることだと思います。2015/05/18

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