出版社内容情報
生きものたちはこんなふうにつながっている
・進化学の全体像をこの1冊で
生命現象の理解には、「進化的に考える」ことが欠かせない。進化学は生物学の基礎なのだ。現代にいきる誰もが知っておきたい進化の考え方の基本をこの1冊でカバー。興味をそそるエピソードと300点余りの図版をまじえて、切れ味よく語る。
・E.O.ウィルソンらが「最良の入門書」と賞賛
著者ジンマーは、専門家からも高く評価されるサイエンス・ライター。面白さと科学的な正確さを両立することに長け、いくつもの賞を受賞。彼の著書、記事、ブログには多くのファンがいる。
・日本語版オリジナルの記事を第一線の研究者が寄稿
最先端で今どんなことが話題になっているのか、各章に関連する研究をわかりやすく紹介するコラムを日本語版独自に追加。執筆=三中信宏・田近英一・田村浩一郎・小林一三・舘田英典・颯田葉子・河村正二・岡田典弘・鈴木仁・佐々木顕・辻和希・井ノ上逸郎・山極寿一(執筆順)
目次
第1章 進化-はじめに
第2章 自然哲学からダーウィンへ
第3章 化石が語ること
第4章 系統樹
第5章 進化をもたらす分子
第6章 変わっていく分子
第7章 私たちの遺伝子に書かれた歴史
第8章 適応
第9章 種の起源
第10章 適応放散と絶滅
第11章 親密な関係
第12章 性と家族
第13章 進化医学
第14章 行動の進化
著者:カール・ジンマー(Carl Zimmer)
1966年米国生まれ。イエール大学卒業後、1989年から一般向け科学雑誌「ディスカヴァー」の編集に携わり、1994-99年は副編集長を務めた。現在はフリーのサイエンス・ライターとして、科学雑誌へ寄稿するほか、ラジオ番組にも頻繁に出演している。著書に「水辺で起きた大進化」「パラサイト・レックス」「進化大全」「大腸菌」などがる。
日本語版監修:長谷川真理子(はせがわ・まりこ)
総合研究大学院大学教授。専門は行動生態学、進化生物学。
内容説明
地球に登場しては消えていく生き物たち、その入り組んだ関係を見渡す一冊。日本語版独自にコラム13篇を追加。
目次
1 進化―はじめに
2 生物学―自然哲学からダーウィンへ
3 岩石が語ること
4 系統樹
5 進化をもたらす分子
6 変わっていく方法―突然変異、浮動、淘汰
7 私たちの遺伝子に書かれた歴史
8 適応―遺伝子から形質へ
9 種の起源
10 適応放散と絶滅―時を経て変わる生物多様性
11 緊密な種間関係―種はどのようにして互いに適応するのか
12 性と家族
13 進化医学
14 心と微生物―行動の進化
著者等紹介
ジンマー,カール[ジンマー,カール][Zimmer,Carl]
アメリカでもっとも活躍するサイエンスライターの一人。ニューヨークタイムズ紙、サイエンティフィックアメリカン誌、ディスカバー誌などに定期的に寄稿し、全米アカデミーズの2007年コミュニケーション賞をはじめ、いくつもの賞を受賞
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
総合研究大学院大学教授。専門は進化生物学、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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