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興奮する数学―世界を沸かせる7つの未解決問題

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000053877
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学の未解決問題に賞金100万ドル! 世界をあっと驚かせた問題とはどんなものでしょうか.数学者はなぜこの問題に魅了されるのでしょうか.現代数学のもっとも重要な謎の背後には驚くほど美しい数学の未来が見えてきます.

内容説明

1900年、パリの第2回国際数学者会議においてドイツの数学者D.ヒルベルトは23の未解決問題を発表し、20世紀の数学を導こうとした。それから100年後の2000年に、ヒルベルトの発表に倣ってクレイ数学研究所はパリにおいて7つの未解決問題「ミレニアム問題」を発表した。そして1問につき100万ドルの賞金を懸けるという異例の内容で世界に衝撃を与えた。ミレニアム問題はトポロジーや整数論、素粒子物理学、暗号理論、コンピュータ科学、流体力学という数学の広い分野に関わっており、その解決は現代数学の流れを方向付ける重要な鍵になるだろう。挑戦者を興奮させてやまない難問がどんなものなのかを数学に関心を持つすべての人に向けて解説する。

目次

第0章 挑戦開始
第1章 素数の音楽―リーマン予想
第2章 われわれを作る場―ヤン‐ミルズ理論と質量ギャップ仮説
第3章 コンピュータが失敗するとき―P=NP?問題
第4章 流れを作る―ナヴィエ‐ストークス方程式
第5章 やわらかい動きの数学―ポアンカレ予想
第6章 方程式が解けないときを知る―バーチ‐スウィナートン=ダイヤー予想
第7章 図のない幾何学―ホッジ予想

著者等紹介

デブリン,キース[デブリン,キース][Devlin,Keith]
1947年イギリス生まれ。ブリストル大学にて博士号(数学)を取得。現在、スタンフォード大学情報言語研究所のエグゼクティブ・ディレクター兼同大学数学科のコンサルティング・プロフェッサー

山下純一[ヤマシタジュンイチ]
1948年大阪生まれ。数学史跡巡りが趣味の数学作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LvzaB

2
ミレニアム懸賞問題に関する本。難しいけど面白かった。あとがきにあるより専門的な解説書を読んで理解を深めたい。7つある問題の内、既に1つは解かれているが、100年後まで残っている問題はあるのだろうか?100年後にはどのような問題が取り上げられるのか?そこらへんが気になった。2015/08/22

takao

1
ふむ2019/08/12

鐵太郎

0
2000年5月、パリのコレージュ・ド・フランス(フランス最高の高等教育機関)の講義室で、現代の数学のもっとも困難な7つの未確認問題を最初に解決した人または人々にそれぞれ100万ドル、合計700万ドルの賞金を出すと発表したそうです。この問題はミレニアム懸賞問題と呼ばれました。21世紀の百年間で解けるかどうかはわからないが、新しい世代の数学者たちよ、この問題に挑戦してみろ、という。その意気やよし。 http://homepage2.nifty.com/Tetsutaro/Writer/D/D029.html2009/01/29

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