13歳の娘に語るガウスの黄金定理

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000052160
  • NDC分類 412
  • Cコード C0041

出版社内容情報

思春期の娘に高等数学を――数学を愛する父の無謀な挑戦.数学よりゲームがしたい娘の反撃にたじろぎながらも,算数レベルから合同式,二次形式論そしてガウス整数の世界へ.フェルマー,オイラーら,きら星のごとき数学者たちの足跡もたどりつつ,「黄金定理」こと平方剰余の相互法則の真髄に迫る.父の威信,挽回なるか!?

内容説明

思春期の娘に高等数学を―数学を愛する父の無謀な挑戦。数学よりゲームがしたい娘の反撃にたじろぎながらも、算数レベルから合同式、二次形式論そしてガウス整数の世界へ。フェルマー、オイラーら、きら星のごとき数学者たちの足跡もたどりつつ、「黄金定理」こと平方剰余の相互法則の真髄に迫る。

目次

第0章 数学王
第1章 ユークリッド・ディオファントス・ブラハマグプタ(割り算だからといって馬鹿にしてはいけない;金のかけら ほか)
第2章 フェルマー(違うけど同じなのだ;3×5が1になっても ほか)
第3章 オイラー(戦乱の中で;互いに素である数はいくつ? ほか)
第4章 ガウス(へんな計算;ややこしいけど… ほか)

著者等紹介

金重明[キムチュンミョン]
1956年生まれ。主著『算学武芸帳』(1997年、朝日新聞社、第8回朝日新人文学賞受賞)、『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(2006年、新人物往来社、第30回歴史文学賞受賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由多

17
算数レベルも苦手な私が無謀にも、ガウスに挑む。丁寧な説明で途中まで付いていけるが、徐々に追いつくのが大変になってくる。13歳の〜とあるが、語ってる内容は高度。しかし数学の面白さを再発見できたので、手にしてよかった。2019/08/22

ロータス

1
途中まではついていけたけど、あとは電卓があっても理解が及ばなかった。13歳でこれを理解できる子がいるとすれば(いるのだろうが)正直すごい。2020/09/04

ぼのまり

1
整数論を比較的易しく解説した本。数学や算数って計算ができればいいてものではなくて、その理屈を考えるパズルのようなもの。その楽しさを親娘の会話を使って見事に表現してると思う。前著も読んで見たい。2013/04/18

takao

0
maximaを使う。加藤和也教授素数。2016/11/13

じゅう

0
著者の「数学の面白さを伝えたい」という気持ちが伝わってきました。合同式とその重要性を学ぶのに良い本だと思います。ただ後半になるに従ってどんどん難しくなっていったので私は終盤ちょっと理解できないところもありました。またいつか読み直します。2016/04/06

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