意識の探求 〈上〉 - 神経科学からのアプローチ

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  • サイズ B6判/ページ数 346,
  • 商品コード 9784000050531
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0011

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

7
原題はThe Quest for Consciousness: a Neurobiological Approach。20世紀の脳の探求は心から意識へ移行してきたという。2004年刊の本書は従来の意識研究の地図とその先への道筋を示して読者に探求(Quest)を促し、問い(Question)を差し出す。著者はまず物理学と意識の関係から心身二元論の後継者であるエックルズとポパー、意識の問題を人間理解を超えるとしたルーカス、ネーゲル、マッギンの神秘主義、さらにデネットの物理主義の批判から探求の道筋を地図に描く。2018/08/27

Kenji Suzuya

1
神経科学における様々な知見を利用しながら、意識の実態や所在についてすこしずつ迫っていく。神経科学、とはいってもそのアプローチは視覚に偏っているが、これはある程度しかたのないことではある。2013/02/04

お台場 太郎

1
自分の見るている世界が如何に創られたものであるか。2011/12/02

mRNA

1
初見には難しい内容も満載の学術書のようだが,軽快な語り口が読んでいて楽しい。注釈では参照・引用文献のほかこぼれ話も紹介されている。読みやすく,それでいて内容のレベルをを安易に下げて読者を莫迦にするのではなく、それとあらば好奇心を専門の奥深くまで導いてくれる姿勢が素晴らしい。日本の研究者ではこういう人はあまりいないのでは。初めてでも,下巻もあわせて読みやすそうな所や興味のある所を拾っていけばかなり読める。2010/10/11

親橋白金(実は加藤國康)

1
意識はヒトの最高・最善の能力であることを知る。2008/12/10

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