出版社内容情報
東欧の激動は,近代立憲主義の復権「憲法革命」だった.日本にほんとうの自由はあるのか.自由とは,個人が自分の考えをもち,それを他人に伝える勇気をもつということ.西欧の人権の歴史をひもときながら,現代日本を考える.
内容説明
東欧の激動は、近代立憲主義の復権、「憲法革命」だった。日本は自由社会だといわれるが、本島市長の銃撃のような暴力による言論封殺がまかり通る世の中に、ほんとうの自由はあるのか。自由とは、個人が自分の考えをもち、それを他人に伝える勇気をもち、それを他人に伝える勇気をもつということ。憲法学者が、西欧の人権の歴史をひもときながら、現代日本を考える。
目次
はじめに 「東」の「憲法革命」をきっかけに
8月15日と12月8日
四つの’89年
ほんとうの自由社会とは
普遍的原理への敬意―日本国憲法の意味
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- 和書
- ドゥードゥル