出版社内容情報
ヨーロッパ世界による南北アメリカ,オーストラリア等への進出は,現地の生態系に何をもたらしたか.ヨーロッパの「成功」を可能にした要因としてのエコロジーに光をあてつつ10~19世紀の歴史をダイナミックに描き直す.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セイタ
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飛ばしながら読んだため、あんまり入ったこなかった。だいたい三時間くらいで読み終わった。ヨーロッパ人の膨張政策が世界にどのような影響を与えたかについて書かれている。生物学的な視点などからも述べられていて、自分には新しく感じた。実際はどうなのだろう?翻訳が微妙だったため、非常に読みにくい文章であった。二重否定をそのまま訳したり、原著のリズムを冗長に訳したり…もうちょっとしっかり訳してほしい。2013/12/01
四号戦車
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非常に良い。 ヨーロッパと新大陸の関係に限定し、なぜヨーロッパ人(白人)が世界を支配したのかを解き明かしている。 「鉄・病原菌・銃」や「疫病の歴史」に相通じます。2018/10/17