出版社内容情報
ミクロ経済学の基本をマスターするために最大限の工夫をこらしたテキスト.経済学的思考の道すじがおのずと体得でき,応用力を養うのに最適.不確実性と情報,ゲーム理論,国際貿易,動学理論を加えて改訂した最新版.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
2
学部ミクロの参考書がこれだった。この頃は何が何だか良くわからないまま授業が終わった印象がある。入門というより、入門と中級の間くらいの感覚である。クールノーでは、需要曲線と反応曲線から導出する方法は入門だからそうしているのかと思った。ゲームの部分は非常に少ないのが西村先生の特徴である。専門はカオスだったはず。東洋経済のミクロの方は上級なので、それに行くためにはもうワンクッション置いて奥野・鈴村ミクロを読むのが良いと思った。個人的に勉強していなかったので学部時代あまりお世話にはなっていない。2014/11/06
がっち
2
経済的な意味付けがちゃんとされている本であると思うが数学を避けようと書いてある感がある、これは筆者の意図であろうが、あえて書かないことで逆に読みづらくなっている感は否めないと自分は思う。しかし武隈がただ微分すればいいよ的な流れになりやすい一方ちゃんと経済として書いてあるのはいい本だと感じる。2012/08/13
やす
1
ミクロ経済の教科書。非常に読み応えがある2021/05/11
kazutak
1
しっかりと読むべき「入門」。数式の意味をきちんと追って読み終えれば中級の教科書へとスムーズにステップアップできる。2011/02/21
海二見
0
15章「国際貿易」、16章「動学理論」を除いて読み終わり。2012/09/19