出版社内容情報
初学者から司法試験受験生まで,圧倒的な支持を得て憲法教科書の定番となった「芦部憲法」.これまでも増刷のたびに補正を施してきたが,今回,総頁数の増えぬ範囲で新判例の追加を中心に補訂を加え,新版補訂版とした.
目次
第1部 総論(憲法と立憲主義;日本憲法史;国民主権の原理 ほか)
第2部 基本的人権(基本的人権の原理;基本的人権の限界;包括的基本権と法の下の平等 ほか)
第3部 統治機構(国会;内閣;裁判所 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
12
最近9条の事が話題に上がるが今回の読書目的は被告人の権利。38条「何人も自己の不利益な供述を強要されない/強制拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白はこれを証拠とすることができない。/何人も自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には有罪とされ又は刑罰を科せられない。」2項3項において今話題の事件における憲法の問題を立憲主義を主張する学生が指摘していいんじゃないかと。教育において何がミニマムとされるか難しいが、裁判員制度を敷くにあたって必要な知識に思われる。2016/04/10
無識者
10
ずっと辞書のように使っていた。知りたい項目があればちょくちょく見る感じに・・・だけれども一度通して読んで損はないと思う。憲法の通説だけじゃなく、注釈のところに諸説が載っているのもありがたい。ただ簡素すぎるところもあるので、憲法の入門書と併せて読むといいかもしれない・・・←って何様?エラソー ただやっぱりたまにわからない用語はあります。2015/01/06
ぴろし
0
読み終わったので、TLOへ。2015/01/04