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内容説明
読者のみなさんから見れば、お兄さん、お姉さんくらいの大学生がつくりあげたソーラーカー「東海チャレンジャー」が、2009年に世界最大のソーラーカー・レースで優勝しました。オーストラリア大陸を北から南へ、東京と大阪の三往復分を走りきるのに使ったガソリンはゼロ。エネルギーは、太陽の光だけです。世界の強豪が競うこのレースに挑戦した目的は、優勝することだけではありません。では、世界一をめざしたもう一つのわけが何か、わかりますか?そう遠くない将来、石油や石炭などにたよれなくなる時代がやってきます。そのときに期待されているのが、太陽光がつくりだし、永遠にくりかえし利用できる自然エネルギーです。そう、太陽光だけで走るソーラーカーには、これからの社会でとても役立つ技術がたくさんつまっています。だから、チャレンジを続けるのです。
目次
第1章 今、なぜソーラーカーが必要なのか
第2章 世界一を実現した先端技術1―太陽電池とモーター
第3章 世界一を実現した先端技術2―充電池と省エネ技術
第4章 ソーラーカーは一人ではつくれない
第5章 世界一のソーラーカーをつくる
第6章 勝ちとった優勝
第7章 ソーラーカーが街を走る日
第8章 ふたたび世界一をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいと
5
石油はいろいろなものに使われてること、いつか石油に頼れなくなることを知りました。「ソーラーカーは一人では作れない」という事が書いていて、仲間と協力することで世界一の『ソーラーカー』が作れたんだと、思った。2015/02/24
シロクマとーちゃん
1
子供の借りてきた本をちょっと拝借。東海大学の学生チームが世界一を目指してソーラーカーを完成させ、レースに勝利するまでの軌跡。そこには、分野が違う多くの仲間と力を合わせることや、いろいろな場面でプレゼンをして周りの人々の支援を勝ち取ることなど、組織でのものづくりに欠かせない要素が入っていた。工学技術の進歩とは集団の力の賜物なんだなと納得。2014/09/16
Saya Kikuchi
0
単純に、ソーラーパネルで発電した電気をエンジンとかの部分につなげば車は走ると思っていたから、自分の想像以上に大変なんだなと思った。2021/11/25
mks
0
⑤A072019/04/28