内容説明
ポッドキャストの人気サイエンス・トーク番組『いんよう!』から生まれた同人誌『まちカドかがく』。二〇二〇年秋の文学フリマで発売され、即完売した伝説の同人誌が、文庫になって再登場。牧野曜、市原真による小説やサンキュータツオによる「お笑い文体研究」など専門的な話題を興味のない人へ届ける『いんよう!』ならではの、ユニークな世界がぎっしり詰まったファン必読の一冊。三人による文庫版だけの特別鼎談も収録。
目次
はじめに、あるいはノイマン・ランド(浅生鴨)
ブラーファ少女とクローラガール(牧野曜)
集合人工知能についての今後の展望―模倣から創造へ(マリア、榊原冬夏、忽那薫子)
チョコレートケーキと素数
『まちカドかがく』文庫化記念『いんよう!』鼎談(市原真/サンキュータツオ/牧野曜)
中継点(牧野曜)
Fiction Fixed,Plot Embedded(FFPE)(市原真)
POISON GIRL BAND研究―サンキュータツオのお笑い文体論(サンキュータツオ)
著者等紹介
市原真[イチハラシン]
1978年生まれ。札幌厚生病院病理診断科主任部長。医学博士。病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医
サンキュータツオ[サンキュータツオ]
1976年東京生まれ。漫才師「米粒写経」として活躍する一方、一橋大学・早稲田大学・成城大学で非常勤講師もつとめる。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程修了。文学修士。日本初の学者芸人。ラジオのレギュラー出演のほか、雑誌連載も多数
牧野曜[マキノヨウ]
1977年生まれ。元生命科学研究者。医学博士。2021年3月まで東京大学・定量生命科学研究所に勤務。ポッドキャストの人気サイエンス・トーク番組『いんよう!』の主催者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Norico
morelemon
まつだ
はひへほ
いちと