内容説明
ごはんは、ぼくたちにほんじんの、こころのたべもの。絵本は、たいせつな、こころのごはん。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年、埼玉県生まれ。シンガーソング絵本ライター。5年間千早子どもの家保育園に保育士として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。1995年、『さつまのおいも』(童心社)で絵本デビュー。絵本『ないた』(金の星社)で第10回日本絵本賞大賞を受賞
岡本よしろう[オカモトヨシロウ]
1973年、山口県生まれ。1997年、武蔵野美術大学油絵学科卒業。絵画・立体・動画・インスタレーションなど、幅広く創作活動を行っている。2011年、『まちぼうけの生態学』(遠藤知二・文 福音館書店「たくさんのふしぎ」2011年8月号/その後「たくさんのふしぎ傑作集」として刊行)で絵本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
55
お米の歴史からお米の大切さなどについて学べる食育にピッタリの本。あの炊きたてのご飯を思い浮かべるとよだれが出ます。パンも好きだけど、どっちを取るとしたら、やはりお米がいい。ご飯一粒一粒にも農家の方の魂が宿り、感謝して食べないといけないと再認識させられました。2019/11/19
りらこ
25
私の祖母は、母たちが子どもの頃 「今起きると、ご飯も一番美味しいですよ、美味しいお味噌汁と朝ごはんを食べられる幸せな人は誰かな〜」と言って子どもたちを起こしていたそうです。鼻腔をくすぐる朝ごはんの香りは、空腹の身体を目覚ませ、祖母の優しい声で兄弟姉妹でわーっと起きていたと。米の大切さ。これは普通に食卓で親御さんが子どもたちに伝えていくのが当たり前だと思っていました。米という字と農家の米作りの関係、一粒一粒を大切にしなければならない、その一粒が次の何千もの米を生み出すものである事、絵本で伝えていく時代なのね2020/08/26
たまきら
24
お米屋さんプロデュースなのは間違いない!朝からご飯をたっぷり食べたくなる内容です。オタマさん、ご先祖様の話に大喜び。家系図好きだもんね~。2018/01/19
どら母 学校図書館を考える
22
これは。買い!リストに載せましょう。食育の読み聞かせ、収穫の秋の読み聞かせにいいなと思います。2018/04/07
そうさん
20
5歳7ヶ月。食育本としていい!ご飯を一粒でも残さず、綺麗に食べる意味を教えるにはとてもわかりやすいと思う。まだ難しいと思うところもあったので、もう少し大きくなってから再読したい!2020/03/12