内容説明
本書の副題にもあるように、パフォーマンス・マネジメントは問題解決のための実践的な考え方です。読者の皆さんにも、ご自分の問題解決にぜひパフォーマンス・マネジメントを使ってみるようお奨めします。
目次
部下のマネジメント
安全のマネジメント
体重のマネジメント
恋愛のマネジメント
スポーツのマネジメント
道徳のマネジメント
病院のマネジメント
品質のマネジメント
知識のマネジメント
学校のマネジメント〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taro Yamada
2
非常に多くの例示やクイズとともに、具体的なイメージを持ちながら行動分析学を学ぶことができる。特に「派生」の重要性に気付けたのは大きい。 1冊目としても十分有用だが、入門書の次(またはマンガシリーズ→入門書の次)に読むと知識の整理とイメージ化という意味で良さを最大限発揮できるだろう2016/06/02
†漆黒ノ堕天使むきめい†
2
ABC分析によって、自分や他者の行動を引き出したり、別の行動にすり替えたりする方法が書かれている。何かが出来ないのはやる気が無いのではなく、結果やアプローチに問題がある。2015/08/28
birdie-chance
2
内容はもとより、勉強会のために作ったテキストから発展してできた本だということに妙に感心した。自分にも何かできないかなぁ。2015/07/25
たかね@心理学
2
「行動分析学入門」の姉妹本と書かれていた。行動分析学入門と構成は同じだが、説明でなく解決に向けた書き方をしている点で異なる。実践書のような位置づけ。易しく書かれた事例集のような感じ。用語の解説はしてはいるが、初学者が理解するには不十分。事例の紹介はありがたく、個人的にとても楽しめた。2015/01/23
とみた
2
個人攻撃の罠に陥らず、何故そんな行動をしたのかに着目し、そこから問題を解決する。問題の解決のためには知識があるか、行動のレパートリーを獲得しているか、動機づけはあるか確認すればいいとのことであった。確かに、問題解決をしようとする時、どれか一つのことに目が行きがちなので気をつけてみようかなと思う。この区分けで本が構成されていたらもっと読みやすかったのかもしれない。2013/10/26