著者等紹介
枡野浩一[マスノコウイチ]
1968年東京都生まれ。歌人。雑誌ライター、広告会社のコピーライターなどを経て1997年、短歌絵本を二冊同時刊行し歌人デビュー。短歌代表作は高校国語教科書に掲載された。短歌小説『ショートソング』、アンソロジー『ドラえもん短歌』、入門書『かんたん短歌の作り方』、『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』など著書多数。目黒雅也や内田かずひろの絵と組み、絵本・児童小説も手がけている
Pha[PHA]
1978年大阪府生まれ。作家。東京・高円寺の書店、蟹ブックスではスタッフとして勤務している
佐藤文香[サトウアヤカ]
1985年兵庫県生まれ。俳人。書店イベントや書籍の企画協力など、日本語詩に関する活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
96
寝る前に少しずつ。イラストもほっこりでリラックス〜。☆手についた犬の匂いをいつまでも嗅いで眠りたいそんな雨です☆草や木や山は眠るというけれど海は眠りにつくのだろうか☆寝るまでのひとひらの間に文庫版「大菩薩峠」をわずかに登る2024/04/16
藤野
2
短歌も散文も静かで優しい。表紙に「安眠にさそってくれる百人一首」とあるけど、本当に読んでいるとなんだか気持ちが落ち着いて安心して、毛布にくるまってねむりたくなった。雨の日に眠くなる感じと似ている。2024/01/28
blue
2
じわじわと短歌が流行っているらしいが、なかなか踏み込めず。文フリでたまたま見つけて、初めて自分から短歌に手を伸ばした。寝る前に本当にちょうどよくて、思考がほぐされる感じがする。決められた字数からこんなにもいろいろなイメージが生まれてくる面白さを知れたことがうれしい。2023/12/01
7
1
一首ごとについている散文が短歌を楽しむための道標になってくれて、初心者でも気軽に読めるよい一冊だと思います。「正しい」楽しみ方が分からない、としり込みしがちですが、べつに自由に感想を持っていいよね。2024/03/27
from83
1
眠りにまつわる短歌を3名の選者が100首選んで解説をつけた、コンセプチュアルな短歌本。一番最初の橋爪志保さんの「にんげんの良さのひとつに…」の歌にまず射抜かれました。かわいすぎる。装丁はつるつる角丸の上製本、水色の表紙を開けば桃色、まるみのある別添えのしおり付き。かわいすぎる。 短歌初心者の私にはうってつけの親しみやすさでした。寝る前にちょこちょこ読む楽しさナンバーワンの一冊。2024/02/25