感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オムロン
8
好きです。とくに日記の始まりと終わりの3行が短歌のよう。逆にだれかの短歌は日記にもなり得るのかもしれないなと空想する。2024/04/24
しゅー
6
★★★『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』が話題だが、図書館の予約がいっぱいで当分待つことになりそうだ。しかし新刊の本書は幸いにもすぐ借りられた。日記エッセイなので順番前後は構うまい。親子の飾らない日常が描かれていて気持ちが良い。もちろん著者の病気など背後には暗い面もあるだろうに、ニュートラルに現実を見ながらメタな視点で楽しみを見つけていく姿勢が心地よい。息子さん・娘さんのことを語るときに「この子」ではなくて「この人」と呼び、最大限個人の人格を尊重していることにも感心した。日々の日記のタイトルも秀逸である。2024/03/20
さといも
4
前作に引き続き、読むと優しい気持ちになれる。これから何度も読み返す本になるだろうな。今年は順調にいい本に出会っている。2024/04/05
とんとん
4
〈うまいバターをパンで食べた〉こんな文章書けないわ。きっと古賀さんの指からはスッと出てくるんだろう。どんどんページがめくれるけれど、立ち止まるとものすごく巧いことがわかる。2024/03/31
メキシコ
3
古賀さんの日記エッセイ2冊目もとっても良かった!私ももっと日常を素敵に生きたい、というか、日々の色々を素敵に感じれるように生きようと思う。古賀さんの息子さんと娘さんも、小学生にしてもう日常の素敵さをしっかり感じながら生きていてすごい。2024/03/08
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- 和書
- Cの福音 角川文庫