目次
1 宇宙の中心としての地球(古代の宇宙像;宇宙と人体の照応―天文学と占星術のあわい;中世の宇宙像とダンテ『神曲』)
2 地球は動く―教会と科学(天動説から地動説へ;世界図の刷新;イエズス会士の科学活動)
3 身体という小宇宙(人体の観察;身体の中心としての心臓)
著者等紹介
森結[モリユイ]
九州大学大学院後期博士課程修了。博士(文学)。北九州市立大学、福岡市博物館、福岡県文化振興課等での非常勤を経て、現在、西南学院大学博物館助教・学芸員。専門は西洋美術史。主な業績に「オルヴィエート大聖堂サン・ブリツィオ礼拝堂装飾の制作背景―腰壁装飾に見られるピントゥリッキオ工房との関連から」(第26回鹿島美術財団賞/『鹿島美術研究』35号、2018年)、「オルヴィエート大聖堂サン・ブリツィオ礼拝堂装飾事業1447‐1504―ピッコローミニ家とモナルデスキ家のの市政と事業への関与をめぐる政治的背景」(第20回『美術史』論文賞/『美術史』第189冊、2020年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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