内容説明
世界各国で行なわれ、日本でも行なわれはじめてきた「こども哲学」。答えの簡単にでない問題をみんなで一緒に考え合うことで、「考える力」がつき、自分の意見を明確に言えるようになり、違う意見や立場の人と一緒に生きていく力が身につけられます。本書を使って、家庭や地域、学校ではじめてみませんか!本書は、こども哲学やおとな哲学(哲学カフェ)をはじめるとき、必要な“対話の場のつくり方”“対話中の考え方のこつ”“進行役の技法”などを身につけることができる入門書の決定版です。
目次
PROLOGUE こどもの謎と出会う(こども哲学の歴史;こどもと哲学する ほか)
1 事前準備(参加者の年齢を決める;人数を決める ほか)
2 こども哲学の進め方(サークルをつくる;アイスブレイク ほか)
3 問いを深めるコツ(ファシリテーターの役割;ファシリテーターの心構え ほか)
付録
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
10
学校で必修化すればいいのに。週3くらいで哲学対話の授業。やってるのかな?今の学校は。哲学カフェの目的は、自分のわからないことを意識下に増やすこと。具体的に何がわからないかをモニターする訓練だそうです。これはとても大切だ。学校では、正しい答えという知識を学ぶのが主体だが、それは知識やその獲得方法を知らない明治〜昭和までの需要で、世界的に最高位収入を持つレベル4の日本にはほぼ役立たないし、副作用が激しい。バブル崩壊した頃に方針転換しなかった教育は遅れてるね。とりあえず、市井でやるしかないだろう。2020/02/10
ルル
8
ファシリテーションの勉強にもなります^^2020/02/08
5〇5
7
あらやだ。図書館にリクエストした本なんだけど、手にして、「なぜ、この本を読みたいと思ったのだろう?」ってなっちゃった。(´゚ω゚`) 結局、答えが見つからずモヤモヤ・・・。突然だけど、ここで謎かけいくわよっ! 「こども哲学」とかけまして、「自作の流しそうめん」とときます。その心は、問い(樋)をうまく使うとよいでしょう!2019/12/15
Yuka
3
毎回募集開始するとすぐに満員になってしまうこども哲学ファシリテーター養成講座のテキストを元にしたもの。 こども哲学や哲学カフェが少しずつ広がってきていて、興味のある人も増えてきたはず。自分でやってみるにはどうしたらいい?がこの本を読むとイメージしやすくなります◎2019/09/09
Yuko
2
<こども哲学をイベントとして開催する際のポイント、こども哲学の進め方、こども哲学におけるファシリテーターの役割と哲学の問いをこどもと一緒に探求し深めていくためのコツを紹介する。> 2019年 返却棚にあった本 そういえばコロナ前からこれをやるやると言っていたのでした💦 アート活動と趣味や、学ぶこと、インプットが多いここ数年だったかなぁ?? まあ、無理せずアウトプットや実践!ぼちぼちやります! 2024/05/07