目次
1 和歌のあや―序説に代えて(二つの意味―こころとことはり;二つの付託法―比と興 ほか)
2 心と物―紀貫之(状況―和歌の没落と復権;方略―中国詩論との離別 ほか)
3 世界を生む言葉(歌の道の自覚―藤原俊成;物狂への道―藤原定家)
4 不思議界の陀羅尼(「あはれ」と「艶」―心敬1;冷えたる世界―心敬2)
5 世外の道(「物のあはれをしる」事―本居宣長;言葉に宿る神―富士谷御杖)
著者等紹介
尼ヶ〓彬[アマガサキアキラ]
1947年愛媛県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(美学芸術学専攻)。東京大学助手、学習院女子短期大学助教授を経て2017年まで同女子大学教授。美学、舞踊学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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