今昔物語集攷―生成・構造と史的圏域

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今昔物語集攷―生成・構造と史的圏域

  • 川上 知里【著】
  • 価格 ¥9,900(本体¥9,000)
  • 花鳥社(2021/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784909832368
  • Cコード C3095

出版社内容情報



川上 知里[カワカミ チサト]
著・文・その他

内容説明

いつ、どこで、誰の手によって、どのように誕生したのか。関連資料との綿密な比較作業の上に立ち、“各話の読解”と“全体の把握”、“編者の意図”と“読者意識”、“内部の論理”と“外部との比較”といった複合的な視点から、『今昔物語集』の世界を総合的に捉える。

目次

第1部 『今昔物語集』の世界(各話冒頭部の意義―構成と表現の連動性;非仏法部の形成―巻十を基点として;恐怖表現の意義―巻九の生成理由をめぐって;歴史叙述からの解放―巻三十を手がかりに;仏法と王法―巻三十一と王法仏法相依論;事実らしさへの執着―信憑性確保の手法と理由;結語にみる読者意識(1)―主題と合致する結語の実態
結語にみる読者意識(2)―逸脱する結語の生成)
第2部 『今昔物語集』の史的圏域(『世継物語』論―説話化の営み;『拾遺往生伝』論―歴史意識と文学意識;唱導資料と説話集―院政期の説話引用をめぐって;『打聞集』論―説話集としての可能性;金沢文庫本『仏教説話集』論―唱導資料の中の説話集;『長谷寺験記』論―虚構の霊験記・歴史書)

著者等紹介

川上知里[カワカミチサト]
1986年生まれ。2008年東京学芸大学教育学部卒業。2010年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2015年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、尚絅大学文化言語学部助教を経て、現在、日本学術振興会特別研究員(RPD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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