訓読と漢語の歴史(ものがたり)

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  • サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784909832030
  • NDC分類 811.25
  • Cコード C1081

出版社内容情報



福島 直恭[フクシマ ナオヤス]
著・文・その他

内容説明

訓読文はどのように成立し、どのような変遷をたどったのか。なぜ昔の日本人は、中国語の文章や詩を翻訳するときに、「ちょっと違った感じのする日本語」にしたのか。訓読文を語るときに欠かせない、漢語についても詳しく説明―漢語とは何か、どのように日本語の中に入ってきたのか。漢文の授業が苦手だった人も楽しめる「ものがたり」。

目次

序章 本書の基本的立場
第1章 訓読についての基本的説明
第2章 他文化受容の一形態としての借用
第3章 漢語の受容と日本語の変化
第4章 訓読文体の確立と訓読文の表記の変遷
第5章 訓読文の変遷と終焉
第6章 漢語が仲立ちした書記言語の交替
終章 まとめとひとつの問題提起

著者等紹介

福島直恭[フクシマナオヤス]
1959年北海道生まれ。学習院女子大学国際文化交流学部教授。博士(言語学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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