秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争―東方社が写した日本と大東亜共栄圏

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秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争―東方社が写した日本と大東亜共栄圏

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  • サイズ B5判/ページ数 230p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784909710031
  • Cコード C0021

出版社内容情報

戦時下の日本とはどういう場だったのか。

そして大東亜共栄圏のもとで各国の人びとはどのように暮らしていたのか――。



陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。

陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。



カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。

はじめに



第1部国内編

第1章 陸戦部隊と航空

第2章 近代都市東京の街と人々

第3章 戦時体制と大東亜共栄圏の前面化

第4章 破綻へ向かう日本



第2部東南アジア編

第1章 1942年光墨弘マラヤ・シンガポール取材

第2章 1943年菊池俊吉・関口満紀フィリピン取材

第3章 1944年大木実・林重男東南アジア取材



第3部中国編

第1章 1943年林重男華北地方取材

第2章 1944年関口満紀北京取材

第3章 1944‐45年別所弥八郎大陸打通作戦従軍取材



コラム

?東方社写真部のカメラマンたち

?濱谷浩の撮影ノートと東方社関係文書

?今泉武治の日記

?震天隊隊長青木哲郎のアルバム

?東方社写真の加工について

?文化社が撮影した戦後の写真

井上祐子[イノウエ ユウコ]
著・文・その他/編集

内容説明

戦時下の日本とはどういう場だったのか。そして大東亜共栄圏のもとで各国の人びとはどのように暮らしていたのか―。陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。陸軍参謀本部傘下の写真工房“東方社”の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。

目次

第1部 国内編(陸戦部隊と航空(第1期一九四一年九月頃‐四二年九月頃)
近代都市東京の街と人々(第2期一九四二年一〇月頃‐四三年七月頃)
戦時体制と大東亜共栄圏の前面化(第3期一九四三年八月頃‐四四年末頃) ほか)
第2部 東南アジア編(一九四二年 光墨弘マラヤ・シンガポール取材;一九四三年 菊池俊吉・関口満紀フィリピン取材;一九四四年 大木実・林重男東南アジア取材)
第3部 中国編(一九四三年 林重男華北地方取材;一九四四年 関口満紀北京取材;一九四四‐四五年 別所弥八郎大陸打通作戦従軍取材)

著者等紹介

井上祐子[イノウエユウコ]
1963年生れ。立命館大学国際関係研究科前期博士課程修了。現在、京都外国語大学非常勤講師、公益財団法人政治経済研究所主任研究員。専門は近現代日本の視覚メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

18
東方社という報道組織が陸軍参謀本部の傘下にあったこと、知らなかった。1941年に設立。戦意高揚、プロパガンダの役割に傾倒していく。日本国内は東京を中心に、フィリピン、ベトナム、シンガポール、中国、タイ等の人々の写真も多数掲載されている。1941年~1943年頃までの東京は、日常生活がまだ壊されることなく、学校で勉強する子供の写真があった。編著者の井上祐子さんの「おわりに」と「あとがき」から、真摯な研究者の姿が浮かんできた。”秘蔵写真”と、タイトルに冠される価値のある写真集だ。2018/10/22

onepei

5
目的があって撮影されたわけだがリアルさがある2018/09/11

aeg55

3
侵略行動を正当化・美化する為に撮られた写真の数々。たった4年余の間の写真がまとめられているが、敗戦への流れも伝わってくる。一号作戦/大陸打通作戦に従軍した時の写真というのもなかなかである。フィリピンなどでの写真は、空襲後の生々しい写真も収められている。2022/02/15

kaz

2
サブタイトルのとおり東方社が写した写真で見る太平洋戦争。東南アジアや中国の写真は、個人的には初見のものが多かった。一方、日本国内については、空襲後の悲惨な状況を伝える写真は少ないように思う。 2018/10/14

古本虫がさまよう

1
「はじめに」に、共産主義者から反共に転向した勝野金政なども東方社に加わって云々ともある。写真も鮮やか。さすがはプロが撮影しただけのことはある。占領地での原住民との運動会のシーンなども。ラジオ体操をやっている光景も。「日本化」の波が僅かな時期であったにせよ、「占領地」で行なわれていたわけだ。演出された写真でしかないだろうが。 少なくとも、「絶対的存在」だった欧米列強支配者が、数年間収容所に入れられ、日の丸の軍隊が彼らの目の前を闊歩したことが、後の彼らの完全独立への精神的鼓舞には多少なりともなったであろう。2018/09/09

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