出版社内容情報
かわいくて、切なくて、ちょっと不思議な15の物語。
前世が雪女だった女の子、寂しい王妃様から、車、消火器まで、
個性豊かな主人公たちの「だいすき」が詰まった一冊。
「とにかく、誰かが何かを好き、という感じで、
統一されたショートショート集になったと思います。
ただ、まあ。“好き"という視点で言えば、
“ボーイ・ミーツ・ガール"が、あんまりないんだけれどね。
“誰か"が“何か"を“好き"っていうショートショート集で、
消火器だの猫だの熱帯魚だのが視点人物になってるって……。〈中略〉
(みんな、ちょっと、変。うん。
?偏愛?じゃなくて、?変愛?になっている気もする……。)
けど、書いている私は、とっても楽しかったです。
こういうお話、また書きたいです。」(あとがきより)
新井素子[アライモトコ]
著・文・その他
内容説明
前世が雪女だった女の子、寂しい王妃様から、車、消火器まで、個性豊かな主人公たちの「だいすき」が詰まった一冊。かわいくて、切なくて、ちょっと不思議な15の物語。
著者等紹介
新井素子[アライモトコ]
1960年東京都生まれ。立教大学ドイツ文学科卒業。77年、高校在学中に「あたしの中の…」が第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選し、デビュー。少女作家として注目を集める。「あたし」という女性一人称を用い、口語体で語る独特の文体で、以後多くのSFの傑作を世に送り出している。81年「グリーン・レクイエム」で第12回星雲賞、82年「ネプチューン」で第13回星雲賞受賞。99年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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