シリーズ比較文化学への誘い<br> 文化が織りなす世界の装い

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シリーズ比較文化学への誘い
文化が織りなす世界の装い

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784909151049
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C0339

出版社内容情報

私たちも含む世界の人々の装いには、個人の嗜好のみならず、帰属する社会や集団の価値観が反映されています。本書では、装いの歴史と現代の動態を追うなかから、装う行為および衣服そのものに表れる民族性や地域性を考えます。人はなぜ装うのか──。



どのような素材や染料を用いて、どんな文様が描かれた服を、いかなる場面で着用する選択をしているのか。



私たちも含む世界の人びとの装いには、個人の嗜好のみならず、帰属する社会や集団の文化や価値観が反映されています。



本書では、衣服の起源から素材や加工技術の発見とトランスナショナルな拡散までの「装い」をめぐる歴史を追い、現代における世界の「装い」の諸相を比較するなかから、装う行為および衣服そのものに表れる民族性や地域性を考えます。

◆座談会?

「装う素材と技術の発見と伝播――なにを用いて、どう加工し、いかに染めるのか」

井関和代+大井理恵+金谷美和+川村義治+小磯千尋+坂井紀公子+鈴木清史+山田孝子



◆論考

「人はなぜ装うのか──「装い」の起源と多様な展開からみる」

山田孝子



◆論考

「更紗がつなぐ装いの文化──インドからヨーロッパ、アフリカ、そして日本」

井関和代



◆座談会?

「地域性・社会性の表象としての衣服――いつ、どんな場面で、なにを、いかに纏うのか」

井関和代+金谷美和+川村義治+川本智史+桑野萌+小磯千尋+小西賢吾+坂井紀公子+鈴木清史+アヒム・バイヤー+山田孝子



◆論考

「伝統ある絞り染め布をファッションとしてまとう──装いからみる現代インド社会の変容」

金谷美和



◆論考

「装いからケニアの現在を読み解く――プリント更紗と生活環境を手がかりに」

坂井紀公子



◆「伝統と近代のつむぎかた──オーストラリア先住民アボリジニの場合」

鈴木清史



◆座談会?「現代の『装い』にみる宗教性・ジェンダー・個別化──宗教間・地域間・男女間・時代間の比較から」

川村義治+川本智史+桑野萌+小磯千尋+小西賢吾+坂井紀公子+アヒム・バイヤー+山田孝子+ジェームス・ロバーソン



◆論考

「インドを表象する装いの変遷──都市部の観察からみえる男女差」

小磯千尋



◆論考

「『加賀友禅』という文化表象──誰がブランドを生み出したのか」

本康宏史

山田 孝子[ヤマダ タカコ]
編集

小磯 千尋[コイソ チヒロ]
編集

井関 和代[イセキ カズヨ]
著・文・その他

金谷 美和[カネタニ ミワ]
著・文・その他

坂井 紀公子[サカイ キクコ]
著・文・その他

鈴木 清史[スズキ セイジ]
著・文・その他

本康 宏史[モトヤス ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

身体保護、集団としての同化と差異化、そして美と個性の追求…。「装い」をめぐる歴史と動態の比較から世界の地域と民族の現在を考察する。

目次

座談会1 装う素材と技術の発見と伝播―なにを用いて、どう加工し、いかに染めるのか
論考 人はなぜ装うのか―「装い」の起源と多様な展開からみる
論考 更紗がつなぐ装いの文化―インドからヨーロッパ、アフリカ、そして日本
座談会2 地域性・社会性の表象としての衣服―いつ、どんな場面で、なにを、いかに纏うのか
論考 伝統ある絞り染め布をファッションとしてまとう―装いからみる現代インド社会の変容
論考 「装い」からケニアの現在を読み解く―プリント更紗と生活環境を手がかりに
論考 オーストラリア先住民アボリジニと装い―伝統と近代の織りなしかた
座談会3 現代の「装い」にみる宗教性・ジェンダー・個別化―宗教間・地域間・男女間・時代間の比較から
論考 インドを表象する装いの変遷―都市部の観察からみえる男女差
論考 「加賀友禅」という文化表象―誰がブランドを生み出したのか

著者等紹介

山田孝子[ヤマダタカコ]
金沢星稜大学人文学部教授/京都大学名誉教授。専門:文化人類学、比較文化学。研究テーマ:チベット系諸民族の宗教人類学的・民族誌的研究、琉球諸島・ミクロネシアの自然誌的研究、アイヌ研究、シャマニズム、文化復興、エスニシティ

小磯千尋[コイソチヒロ]
金沢星稜大学教養教育部准教授。専門:インドの宗教・文化。研究テーマ:ヒンドゥー教におけるバクティ、マハーラーシュトラ地域研究、インド食文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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だまし売りNo

3
伝統と考えられているものが近代の商業主義の産物に過ぎないことがある。本書では呉服屋の商業主義によって帯が豪華に複雑になり、逆に着物を普段着として着にくくしてしまい、着物離れをもたらしたと指摘する。また、加賀友禅も江戸時代は認識されておらず、近代に作られたものとする(169頁以下)。伝統と考えて有難がるばかりではいられない。 2019/03/04

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